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愛媛でバンドメンバーを探す方法 — 松山・今治・新居浜の音楽シーン完全ガイド

2026/04/24

愛媛(松山中心)でバンドメンバーを探す完全ガイド。SALON KITTY・MONK・W studio REDなど松山ライブハウス8会場、1時間600円のオオガスタジオなど練習スタジオ3箇所、Superfly・ジャパハリネット・LUNKHEAD出身地の音楽シーンを解説。SUGAR VILLAGE 13会場結束イベントも紹介。

松山には「縁」が長く続く土地の温度がある

松山城を望む街の俯瞰、夕暮れ
松山の街は、坂と路面電車と音楽が混じる(Photo: Unsplash)

私は20代の数年間を松山で過ごした。「Popaye(ポパイ)」という、池川さんが営んでいたレンタルレコード店でアルバイトをしていた頃が、私の音楽の原点のひとつだ。あれから40年が経ち、池川さんは大街道でカフェ・ブリュという音楽喫茶を営んでいる。私にとっては「かつてのBOSS、いまは親しすぎる友人」だ。松山という街は、そういう「縁」が長く続く土地だと思う。

愛媛県のバンドシーンは、東京や名古屋のようなスケールはない。けれど、Superflyの越智志帆も、ジャパハリネットも、LUNKHEADも、みんな県内の高校や松山の大学軽音サークルから始まっている。地方の規模感だからこそ、人と人の距離が近い。それがこの土地の最大の強みだ。今、愛媛(主に松山)でバンドメンバーを探している貴方へ、現役のシーンと現実的な探し方をまとめた。

この記事では、大街道・銀天街・三番町・湊町に集まる松山のライブハウス、1時間600円という全国屈指の料金で借りられるスタジオ、毎週・毎月レギュラーで開催されるセッション、そして松山ライブハウス13軒が一晩で結束するイベントSUGAR VILLAGEまで、愛媛でバンド活動を始めるための情報を一通りまとめた。Membo でメンバー募集も併用すれば、地図検索で松山市内、松前、今治、新居浜まで横断して探せる。

バンドメンバー募集とは — 基本の流れと愛媛での特徴

「バンドメンバー募集」とは、自分がやりたい音楽の方向性に合うパート(ボーカル/ギター/ベース/ドラム/キーボード等)を、対面・オンライン・掲示板を通じて呼びかけ、一緒に演奏する仲間を見つける活動全般を指す。歴史的には楽器店の手書きチラシや音楽雑誌の募集欄が中心だったが、2000年代以降はOURSOUNDSやwith9といった専用WEBサイト、SNSのハッシュタグ、そしてMemboのような地図検索・多言語対応アプリへと中心が移ってきた。

バンドメンバー募集の一般的な流れ

ステップ やること かかる目安
① 方向性の整理 音楽性(邦ロック/JAZZ/ソウル等)、活動頻度(月1〜4回)、目標(練習だけ/ライブ出演/オリジナル制作)を言語化 1日〜1週間
② 募集チャネルの選択 Webサービス(Membo/OURSOUNDS/with9)、ライブハウス掲示板、スタジオ掲示板、SNS(#バンドメンバー募集)、楽器店、学生サークルから2〜3個併用 初日〜
③ 募集文の作成 音楽性・活動エリア・年齢層・練習頻度・目標・連絡方法を明記。具体的な地元固有名詞(箱・スタジオ名)を入れると反応率UP 1〜2時間
④ 応募者とやり取り 音源・経歴・活動可能日を確認、まずはスタジオで一度音を合わせる(顔合わせ→1スタ) 1〜4週間
⑤ 加入確定・初リハ 条件合意の上で正式加入、定例練習スタートし徐々にレパートリーを増やす 1ヶ月〜

愛媛(松山中心)のシーンには、全国共通のこの流れに加えて固有の特徴がある。① 松山中心部の徒歩圏(大街道〜銀天街〜三番町〜湊町)に主要ライブハウス・ジャズバー・ジャムセッション会場が密集しているため、対面チャネル(②のうちライブハウス・スタジオ通い)の効率が他県より高い。② 大学軽音サークル発の伝統が今も生きていて、Superflyやジャパハリネットを生んだ松山大軽音OBコミュニティから声を掛ける選択肢がある。③ オオガスタジオ1時間600円という全国屈指の安さのおかげで、応募者と「まず1スタしてみる」のハードルが極端に低い。これらは新潟・長野・岐阜・福岡記事で書いてきたパターンとはまた違う、愛媛ならではの探し方の前提条件だ。詳しい全国共通のメンバー探し方はバンドメンバーが見つからない人の共通点5つと解決策も参照してほしい。

愛媛でバンドメンバーを探す5つの方法

愛媛県の人口は約128万人、松山市が約50万人で県人口の4割弱を占める一極集中型だ。次いで今治市(約14万人)、新居浜市(約11万人)、西条市(約10万人)、四国中央市(約8万人)と続く。バンド活動の中心は松山中心部(大街道〜銀天街〜三番町〜湊町)に集中しており、新居浜・今治・西条にも各々の現場がある。地理的に高速道路で結ばれているため、月に数回の合同練習なら東予・中予・南予の境界を跨いで活動するバンドも珍しくない。

愛媛バンドメンバー募集の5つのチャネル

方法 向いている人 愛媛での実用性
① メンバー募集サイト・アプリ 幅広い候補を効率よく探したい 松山中心の投稿が大半。地図検索で「松山+松前+伊予」をひとまとまりに探すのが鉄則
② ライブハウスの掲示板・対バン 顔を覚えてもらいたい、本気度を伝えたい SALON KITTY、W studio RED、MONK、スタジオOWLに通うのが近道
③ セッション・ジャム その場で音を合わせて相性を確かめたい つるブルースセッション(月例第三水曜)、JAZZ IN GRETSCH、KEYSTONE BAR
④ 練習スタジオの掲示板 練習日が合うメンバーと出会いたい オオガスタジオ(道後)、島村楽器エミフルMASAKI、Oto-Niwa
⑤ 楽器店・SNS 地元密着・若手と繋がりたい 島村楽器エミフルMASAKI、Twitter/X #松山バンド、#愛媛バンド

初心者にとって最大の壁は「どこから手を付けていいか分からない」ことだ。愛媛なら、まず週末に松山中心部のSALON KITTYかW studio REDのスケジュールを見て、対バン形式のライブを1本観に行く——それが現場と繋がる最初の一歩になる。松山中心部はライブハウス・スタジオ・ジャズバーが徒歩圏内に集まっているので、夜に1〜2軒回れば顔見知りができるテンポ感だ。

愛媛のシーンの3つの特徴 — 松山一極集中、軽音サークル発の伝統、東京の半額

特徴 内容 バンド探しへの影響
① 松山中心部に徒歩圏で密集 大街道・銀天街・三番町・湊町・河原町に主要ライブハウス8軒が集中 1晩で複数のハコをハシゴできる、顔を覚えてもらう距離感が近い
② 大学軽音サークル発の伝統 Superfly(松山大)、ジャパハリネット(松山大)など軽音サークル発の全国区バンドの実例 松山大・松山東雲短大・愛媛大の軽音は今もシーンの基盤
③ 東京の約半額のスタジオ料金 オオガスタジオ1時間600円、島村MASAKI 1,760〜2,200円 続けやすい価格帯。長期継続の決定要素

愛媛のシーンは「松山中心部の徒歩圏に全部詰まっている」と捉えると分かりやすい。SALON KITTY、W studio RED、MONK、スタジオOWL、ジュークジョイントつる——主要ライブハウスの大半が大街道・三番町・湊町の徒歩圏内に集まっている。岐阜や長野のように複数都市に分散していないので、「松山に住んでいれば全部行ける」気軽さがある。

そして、松山が他県と決定的に違うのは大学軽音サークル発の全国区バンドの伝統だ。Superflyの越智志帆は今治市出身で松山東雲短大進学後、松山大学軽音サークルで多保孝一(今治市出身)と出会いSuperflyを結成した。ジャパハリネットも1999年松山大軽音発。松山の大学軽音は単なるサークルではなく、全国デビューの登竜門になってきた歴史がある。

愛媛県の音楽活動 — 数字で見る規模感

指標 数値 出典・根拠
県人口 約128万人 愛媛県公式統計
松山市人口 約50万人(県人口の約4割) 松山市公式統計
今治市人口 約14万人(東予の中核) 今治市公式統計
新居浜市人口 約11万人(東予) 新居浜市公式統計
松山中心部の主要ライブハウス 8軒以上(本記事調査) 各公式サイト調査
大手スタジオチェーン店舗数 0店(ノア/ペンタ/BASS ON TOPなし) 各社公式確認
東京までの所要時間 松山空港から羽田 約1h25m JAL/ANA公式
大阪までの所要時間 松山空港から伊丹 約50分、フェリー(オレンジフェリー)約8時間 各社公式

この数字が示すのは、愛媛県が「松山一極集中型の中規模シーン」ということ。新潟や長野のような分散型ではなく、松山に集中している分、徒歩圏でシーンの全体像が掴みやすい。一方で大手スタジオチェーンは1店もなく、地元独立スタジオが現役を支える構図は福岡・札幌・新潟と共通だ。

愛媛県の音楽活動者数・楽器人口の推計

指標 推計値 根拠
愛媛県の楽器演奏経験者(推計) 約9〜11万人 総務省「社会生活基本調査」の全国楽器演奏人口1,140万人 × 愛媛県人口比率(約1.02%)
うちバンド活動経験者(推計) 約2〜3万人 楽器演奏人口の約20〜30%がバンド経験ありとの民間調査
現役バンド活動者(推計) 約4,000〜6,000人 バンド経験者の10〜20%が現在も継続との推計
県内大学軽音・音楽サークル部員 約400〜600人 松山大/愛媛大/松山東雲短大/松山東雲女子大/聖カタリナ大などの合算推計
県内楽器店 10店舗以上 島村楽器エミフルMASAKI/CENTRALMUSIC/ALL-FREE MUSiC等

推計ではあるが、現役バンド活動者は5,000人前後と見るのが現実的。松山中心部に絞ればもっと密度が高い。だからこそ、エリアを跨いだ探し方、Memboのような広域サービスで「松山+松前+伊予」「松山+今治」のような指定が効いてくる。

松山中心部のライブハウス8会場 — 徒歩圏の濃いシーン

ライブハウスのステージ照明
松山の主要ライブハウスは大街道・銀天街・三番町・湊町の徒歩圏に集中(Photo: Unsplash)

松山中心部は、東西1.5km・南北1.5kmほどの範囲に主要ライブハウスが密集している。大手チェーンが1つもない代わりに、地元独立系のハコがそれぞれの個性を持って活きている。下記は規模順・特徴順にまとめた8会場だ。

SALON KITTY/KITTY HALL — 松山の老舗400キャパ

項目 内容
所在地 松山市河原町138 キティビル 1F
キャパ 約400名(KITTY HALL)
営業 12:00〜ライブ終了まで、年中無休
特徴 松山の老舗ライブハウス。アマチュアから一流アーティストまで幅広い出演
公式 salonkitty.co.jp

SALON KITTYは松山の老舗の一つで、年間を通じて全国アーティストの愛媛公演会場としても定番。地元バンドが大箱にステップアップする時の目標地点でもある。

松山中心部の主要ライブハウス8会場

会場 所在地 キャパ 特徴 公式
SALON KITTY/KITTY HALL 松山市河原町138 キティビル1F 約400名 松山屈指の老舗。全国ツアーの愛媛公演定番 公式
W studio RED 松山市湊町4-10-8 B-FLATビルB1 約450名 松山最大級の450キャパ。SiM/NIGHTMARE等の全国ツアー対応会場 公式
Double-u Studio 松山市千舟町4-2-10 千舟町ビルB1 約100名 W studio姉妹店。中規模・小規模ライブ向け 公式
W studio FREE 松山市湊町(W studio REDと同建物) 約120名 W studio三姉妹の一つ。小〜中規模イベント 姉妹店
Live & Restaurant Bar MONK 松山市三番町1-10-16 相原ビル2F 100席 1985年創業の老舗。BEGIN・辛島文雄ら著名出演実績、グランドピアノ完備 公式
スタジオOWL 松山市三番町3-6-2 ab's square 2F 40〜50名 ライブ+リハスタ+カフェの複合。大街道駅徒歩7分。リハ機材充実 公式
BARTON ex-STANDARD 松山市三番町1-16-10 小規模 ライブハウスバー。毎月第2日曜にライブイベント 公式
ジュークジョイントつる 松山市三番町2-10-6 Plum三番町2F 小規模 朝5時まで営業のノーチャージbar。月例つるブルースセッション 公式

松山中心部の特徴は「大箱(SALON KITTY/W studio RED)から100席クラス(MONK/Double-u/W studio FREE)、40〜50名のスタジオOWL、バー併設のBARTON/つる」まで規模もスタイルも揃っていること。初出演ならスタジオOWLや小箱の対バン、慣れたらSALON KITTYやW studio REDでワンマン目標、バー寄りの空気で演奏したいならMONKやBARTON——というステップアップが自然に組める。詳しくはブッキングとは?ライブハウス出演の方法とノルマ完全解説を参照。

MONKは松山屈指の老舗 — 1985年創業40年の現場

Live & Restaurant Bar MONKは1985年5月21日創業の松山屈指の老舗で、すでに40年の歴史がある。元はバーとして開業し、3度の拡張改装でライブハウス化したという経緯を持つ。BEGIN、マリーン、辛島文雄ら著名ミュージシャンのライブ実績があり、ジャズ/フュージョン/レゲエ/弾き語り等ジャンル幅広く対応。グランドピアノ常設で、結婚二次会・発表会の貸切利用にも使われる。三番町、伊予鉄大街道駅から徒歩6分。松山中心部に馴染んだ「人と音が常に交わる空間」だ。

スタジオOWLは「ライブ+練習+カフェ」の複合スポット

スタジオOWLは、ライブハウスとリハーサルスタジオとカフェが一体になった複合施設だ。三番町ab's square 2F、大街道駅徒歩7分。縦長2階建で天井が高く、40〜50名でも密集を回避できる空間設計。リハスタにはドラム・キーボード・アンプ完備、ギター教室も併設している。2020年のクラウドファンディングで経営継続支援を受けた歴史もあり、地元コミュニティに根付いている。初心者バンドの初ライブから、平日のリハーサルまで、ここ1ヶ所で完結できるのが最大の魅力だ。

松山ライブハウスの「評価軸」と各会場の継続実績

地方シーンでライブハウスを評価する時、東京のように利用者口コミが大量に蓄積されているわけではない。代わりに頼れるのは「何年続いてきたか」「誰が出演してきたか」「シーン全体とどう繋がっているか」という客観的な継続実績だ。松山中心部の8会場をその3軸で整理した。

会場 継続年数(2026年時点) 主な出演実績・特徴 シーンとの繋がり
MONK 約40年(1985年創業) BEGIN、マリーン、辛島文雄ら著名ミュージシャン出演実績。グランドピアノ完備、ジャズ/フュージョン/レゲエ/弾き語り対応 SUGAR VILLAGE 2025出演会場(13店舗結束イベント)
KEYSTONE BAR 約35年(1991年創業) モダンジャズ + 映画音楽・ポップスのジャズアレンジ。県内のベテラン+若手プロが演奏。ウィスキー約80種、テイスティングセミナー定期開催 松山ジャズシーンの代表格、世代を跨ぐ常連層
SALON KITTY/KITTY HALL 松山屈指の老舗 キャパ400名。アマチュアから一流アーティストまで幅広い出演、全国ツアーの愛媛公演定番 地元バンドの大箱ステップアップ目標地点
W studio RED 松山最大級の現役大箱 キャパ450名。SiM/NIGHTMARE等の全国ツアー対応会場 銀天街・湊町中心地の現役シーン拠点
スタジオOWL 2020年クラファン継続 ライブ+リハスタ+カフェ複合。地元コミュニティに支えられて経営継続 SUGAR VILLAGE 2025出演会場、初心者ライブ向き
BARTON ex-STANDARD 三番町現役 ライブハウスバー、毎月第2日曜にライブイベント定期開催 SUGAR VILLAGE 2025出演会場
ジュークジョイントつる 三番町現役 朝5時まで営業のノーチャージbar、月例「つるブルースセッション」 SUGAR VILLAGE 2025出演会場、ブルースコミュニティの拠点
Double-u Studio / W studio FREE W studio三姉妹 キャパ100/120名、中規模・小規模ライブ向け W studio REDと同経営、ステップアップしやすい姉妹店構成

松山ライブハウスを選ぶ4つの判断軸(初心者〜中級バンド向け)

  • ① 規模感のステップアップ — スタジオOWL(40〜50名)→ Double-u Studio/W studio FREE(100〜120名)→ MONK(100席)→ SALON KITTY/W studio RED(400〜450名)。「初出演はOWLや小箱、慣れたら中箱、ワンマン目標は大箱」と段階を踏める
  • ② 音楽性とのマッチ — JAZZ/フュージョン/弾き語りはMONK、ロック大箱はW studio RED、ブルースはジュークジョイントつる、ジャズ鑑賞はKEYSTONE BAR、複合体験はOWL
  • ③ シーン結束への参加性 — MONK / OWL / BARTON / ジュークジョイントつる / JAZZ IN GRETSCH 等は SUGAR VILLAGE 2025参加会場。「松山シーン全体に顔を見せたいなら参加箱から通う」が効率的
  • ④ 続いてきた信頼 — MONK 40年・KEYSTONE BAR 35年という継続実績は、地方シーンでは「箱の音響と運営姿勢が信頼されてきた証拠」と捉えられる。継続年数=コミュニティへの根付きの厚み

個別の利用者口コミは、各箱の公式SNS(Twitter/X、Instagram)や Googleマップのレビューでも確認できる。出演を検討する箱は、必ず事前に最低1〜2回は観客として現場に足を運び、PA担当者の挨拶を受け、ロビーの空気を見ることがおすすめ。これは口コミでは得られない「自分のバンドが馴染むかどうか」の最良の判断材料になる。ブッキングとは?ライブハウス出演の方法とノルマ完全解説でも書いたとおり、ブッキングは「箱と人」の関係作りから始まる。

松山以外のライブハウス2会場 — 今治と新居浜

地方都市のライブハウスの夜景
東予エリアにも地域密着のライブハウスがある(Photo: Unsplash)

松山以外でも、東予の今治・新居浜エリアには地域密着のライブハウスがある。今治はSuperflyの越智志帆・多保孝一の出身地、新居浜は水樹奈々・SEX MACHINEGUNS ANCHANGの出身地という濃いルーツを持つ街だ。

東予エリアのライブハウス2会場

会場 所在地 特徴 公式
Jam Sounds(ジャムサウンズ) 今治市北高下町 ライブハウス+楽器店+練習スタジオの複合施設。今治のバンド拠点 公式
JEANDORE(ジャンドール) 新居浜市 新居浜のライブハウス・イベントホール 公式

今治のJam Sounds「ライブハウス+楽器店+練習スタジオ」が1ヶ所に揃う複合施設。Superflyを生んだ街で、今治のバンドマンが集う場所として機能している。新居浜のJEANDOREは新居浜のライブハウス。水樹奈々・ANCHANGを生んだ街には、こうした地元の現場がある。

東予でバンドを組む場合、松山中心部からは高速で1時間〜1時間半。月数回の練習なら松山〜東予の往復も現実的だ。今治・新居浜・西条のメンバーと松山在住メンバーで組むケースもある。

愛媛の練習スタジオ3箇所 — 1時間600円から始まる

練習スタジオでのバンド演奏
東京の大手チェーンは愛媛に存在しない。地元独立系3スタジオが中心(Photo: Unsplash)

東京・大阪で当たり前にあるノア/ペンタ/BASS ON TOPは、愛媛県には1店舗もない。福岡・札幌・新潟と同じ「地方独立スタジオが主役」のパターンだ。愛媛ではオオガスタジオ(道後)、島村楽器エミフルMASAKI(松前)、Oto-Niwa(松山道後緑台)の3箇所が三本柱になっている。

愛媛の主要練習スタジオ

スタジオ 所在地 料金(目安) 特徴 公式
オオガスタジオ 松山市紅葉町8-18(道後エリア) 1時間 600円(全国屈指の安さ) アコースティック・エンジニアリング社設計の音響空間。リハ+レコーディング両対応。NEUMANN U89iマイク、マルチトラック録音可。無料駐車場4台、コーヒーサービス。入会金・年会費無料 公式
島村楽器 エミフルMASAKI店 伊予郡松前町筒井850 エミフルMASAKI 1F 個人練習 770円〜990円/h、バンド 1,760〜2,200円/h 機材充実(Marshall/Roland、ドラム、キーボード、PA)。3ピース〜大規模バンド対応。ステージ風段差あり。明確な料金体系 公式
スタジオ Oto-Niwa(オトニワ) 松山市道後緑台4-2 要問合せ(レンタル予約直通あり) 中四国最大級の音楽+映像特化型。Aスタジオ=ボーカルモニタリング、Bスタジオ=180×450cmの壁一面鏡(バンド・ダンス兼用)。オンラインライブ対応(高速Wifi+照明)、プロクオリティ録音 公式

特筆すべきはオオガスタジオ1時間600円という料金だ。これは全国を見渡しても屈指の安さで、東京の大手チェーン(2,500〜4,000円/h)の約4分の1。アコースティック・エンジニアリング社設計の本格音響空間で、リハーサルだけでなくレコーディングにも対応している。NEUMANN U89iという定番ハイエンドマイクも常設、無料駐車場とコーヒーサービス付き。4人で割り勘すれば1人150円/h——大学生でも続けやすい価格帯だ。

島村楽器エミフルMASAKI店は松前町(松山市の隣)のショッピングモール内、機材が一通り揃う安心感が魅力。Oto-Niwaは中四国最大級の規模を誇り、本格的な録音・配信を視野に入れたい時の選択肢になる。「気軽な練習はオオガ、機材揃いの安心はMASAKI、本格録音はOto-Niwa」と使い分けるのが愛媛の現実解だ。

松山スタジオ3社の使い分け — 用途別の選び方

同じ松山圏でも、3社のキャラクターは大きく違う。「気軽な練習」「機材完備の安心感」「本格録音・配信」それぞれの用途で、向く・向かないがはっきり分かれる。料金・部屋数・機材・想定用途・向いている人を一覧で比較した。

項目 オオガスタジオ(道後) 島村楽器エミフルMASAKI(松前) Oto-Niwa(松山道後緑台)
料金(1時間) 600円(全国屈指の安さ) 個人 770〜990円 / バンド 1,760〜2,200円 要問合せ(レンタル予約直通)
立地 松山市紅葉町、湯渡町バス停徒歩2分。道後温泉の近く 松前町(松山市の隣)、エミフルMASAKI内。車移動前提 松山市道後緑台4-2、車移動前提
規模・部屋 音響特化のリハ+レコ両用空間 3ピース〜大規模バンド対応、ステージ風段差あり A=ボーカルモニタリング/B=180×450cm壁一面鏡(バンド・ダンス兼用)
常設機材 NEUMANN U89iマイク、マルチトラック録音 Marshall/Roland、ベースアンプ、キーボード、ドラムセット、PA、マイク プロクオリティ録音機材、配信用高速Wifi+照明
駐車場 無料4台 エミフルMASAKIモール内駐車場(大規模・無料) あり(要確認)
コーヒーサービス、入会金・年会費無料 明確な料金表、楽器店併設 オンラインライブ対応、中四国最大級の音響+映像特化
向いている用途 定例の安価な練習、デモ録音 メンバー初顔合わせ、機材を持たない人の合同練習 本格レコーディング、配信ライブ、ダンス兼用

選び方の指針はシンプルだ。定例の練習で長く続けたいなら最安のオオガ(4人で割れば1人150円/h)。初めて顔合わせする応募者を呼ぶなら、機材完備で予約UI明快な島村MASAKI(自分の機材を持っていない応募者にも安心)。音源リリース・MV撮影・配信ライブを視野に入れるならOto-Niwa(中四国最大級の特化施設)。3社それぞれに「公式サイト・SNS・口コミサイト等で営業状況や最新の予約方法を確認した上で利用する」のが鉄則だ。地方独立スタジオは料金改定や予約システム変更が告知なく行われることもあるため、初回利用前の電話確認をおすすめする。スタジオ選びの一般論はバンド練習スタジオの選び方 — 月2,000円〜を比較も参照。

愛媛 vs 東京 vs 福岡 3都市コスト比較

項目 愛媛(松山) 福岡 東京
個人練習料金(1h) 600〜990円 800〜1,200円 1,000〜1,500円
バンド練習料金(1h) 1,760〜2,200円 1,800〜3,000円 2,500〜4,500円
ライブハウスノルマ(中規模初出演目安) 15〜25枚 15〜25枚 20〜35枚
主要ライブハウス数 松山中心部に8軒 20軒以上 300軒以上
大手スタジオチェーン店舗数 0 0 多数
駐車場(機材搬入) 島村MASAKIはモール内駐車場、オオガは無料4台 箱による 箱による(ない箱多)
東京までの時間 松山空港→羽田 約1h25m 福岡空港→羽田 約1h45m

料金は東京の約半額、福岡よりやや安い水準。バンド練習スタジオの選び方 — 月2,000円〜を比較でも書いたとおり、続けやすい価格帯のスタジオを確保できるかどうかは、長期的なバンド継続の決定的な要素だ。愛媛は月々のスタジオ代を東京より1万円以上節約できる——10年続ければ100万円以上の差になる。

コストが抑えられる分、機材投資やライブ遠征に時間と予算を割ける。Membo で愛媛のバンドメンバーを募集する——地図検索で松山市内、松前、伊予、今治、新居浜まで横断して探せる。

愛媛のセッション・ジャズ3会場 — 月例ブルースから老舗ジャズ道場まで

ジャズバーの照明とウィスキー
松山三番町には1991年創業のKEYSTONE BARがある(Photo: Unsplash)

愛媛のセッション文化は、ブルースとジャズが両軸。松山中心部に月例・週例のレギュラーセッションが揃っている。

店舗 所在地 頻度 ジャンル 公式
つるブルースセッション @ ジュークジョイントつる 松山市三番町2-10-6 Plum三番町2F 毎月第三水曜(2026年5月より通常開催) ブルース。朝5時まで営業のノーチャージbar内 公式
JAZZ IN GRETSCH 松山市歩行町1-5-10 不定期(参加型セッションあり) 「松山のジャズ道場」を自称、客がバンドを組んで演奏可 公式
KEYSTONE BAR 松山市三番町1-10-13 トキビル3F 定期ライブ 1991年創業、35年の老舗ジャズバー。モダンジャズ+映画音楽・ポップスのジャズアレンジ。ウィスキー約80種 公式

ジュークジョイントつるの月例ブルースセッションは、愛媛のブルース好きが集まる定番。第三水曜の夜に三番町に行けば、ブルース好きと出会える。JAZZ IN GRETSCHは「松山のジャズ道場」を自称する参加型セッションが特徴で、客同士でバンドを組んでその場で演奏するスタイル。ジャズ初心者でも飛び込みやすい空気がある。

KEYSTONE BARは1991年創業、すでに35年以上の歴史を持つ松山ジャズシーンの代表格。県内のベテラン+若手プロが演奏するモダンジャズに加え、ウィスキー約80種(レアモルト/ヴィンテージ含む)を楽しめる空間。テイスティングセミナーも定期開催される、本格的なジャズバーだ。ジャムセッションの始め方でも書いたとおり、セッションへの初参加は必ず最初は観客として様子を見るのが鉄則。愛媛のブルース・ジャズ愛好家と繋がりたいなら、まずこの3軒から始めるといい。

セッション初参加 — 持ち物・参加費・初心者の振る舞い方

「行ってみたいけど、何を持って行けばいいか分からない」「楽器一式は重い、どこまで現地レンタルできるのか」「初参加で曲名を言われても分からなかったらどうする」——これがセッション初参加で最も多い不安だ。松山の3会場それぞれの想定持ち物・参加費目安・事前連絡要否を整理した。各情報は本記事執筆時点のもの。実際に行く前に必ず公式サイトかSNSで最新情報を確認してほしい(セッションの開催日・参加費・コロナ後の運用変更等は流動的)。

会場 主な持参楽器 参加費の目安 初心者OK? 事前連絡
つるブルースセッション(月例第三水曜) ギター/ハーモニカ/ボーカルマイク等は持参推奨。ドラム・ベースアンプはハウス常設の可能性高(要事前確認) ノーチャージbarのため飲食代のみ(目安1,500〜3,000円) ○ ブルースは12小節の定型で参加しやすい 初回は事前にSNS/電話で「初参加です、見学から入ります」と伝えると安心
JAZZ IN GRETSCH(参加型ジャズ道場) 管楽器・ギター・ベース等は持参。ドラム・ピアノはハウス常設 飲食代+ミュージックチャージの可能性(要店舗確認、目安2,000〜4,000円) △ 参加型だがJAZZの基本(コード進行・スタンダード曲)を知っていると入りやすい 「ジャズ道場」を自称する参加型のため、初心者も入れる空気だが事前に問合せて様子を確認推奨
KEYSTONE BAR(定期ライブ・モダンジャズ中心) 持ち込み演奏は限定的。基本は鑑賞中心の老舗ジャズバー ミュージックチャージ+ドリンク(目安3,000〜5,000円) ○ 観客として参加するなら大歓迎 セッション参加可能日は限られるため、出演希望は事前にお店に相談

初心者がセッションでやってはいけない4つのこと

  • ① 自分の演奏に夢中になる — セッションは「他のメンバーと音を合わせる場」。ソロ中以外は他の音を聴く姿勢が最重要。
  • ② 知らない曲で「キーは何ですか?」を聞かない — それは自分で耳でキーを取るか、他の人が歌い始めた最初の数小節を聴いて合わせる。最初は弾かずに見学が正解。
  • ③ ホスト/常連プレイヤーへの挨拶を省略しない — 入店時に「初参加です、よろしくお願いします」の一言は必須。地方シーンは顔と人柄を見ている。
  • ④ 飛び入り前提で来ない — 初回は基本「見学+1〜2曲だけ参加」の心構えで。3〜4回通って常連枠になってからフル参加が現地ルール。

松山中心部は徒歩圏に3会場が密集しているので、1晩で「つる→GRETSCH」「GRETSCH→KEYSTONE」のハシゴも現実的だ。最初の1ヶ月は楽器を持たずに3会場を1〜2回ずつ回り、空気感と常連プレイヤーの顔を覚えるのが安全な始め方になる。セッション全般の作法はジャムセッションの始め方に体系化してあるので、初参加前に一読をおすすめする。

愛媛出身・ゆかりのアーティスト7組 — 軽音サークル発の伝統

愛媛県は、声優・歌手の国民的存在から邦ロックの中堅・大物まで、幅広いジャンルの実力派を輩出してきた。特に松山大学軽音サークル発のSuperflyとジャパハリネット、新居浜西高同級生発のLUNKHEAD——「県内の高校・大学で結成して全国デビュー」というパターンが繰り返し成立しているのが愛媛の強みだ。

アーティスト 出身地 ジャンル・備考 参考
水樹奈々 新居浜市 1980年新居浜市生まれ。声優・歌手。15歳まで新居浜在住、上京。紅白常連、初代新居浜ふるさと観光大使(2010年)、伊予観光大使(2012年) Wikipedia
越智志帆(Superfly) 今治市 1984年今治市生まれ。松山東雲短大進学後、松山大学軽音サークルで多保孝一と出会いSuperfly結成。「愛をこめて花束を」「やさしい気持ちで」 Wikipedia
多保孝一 今治市 1982年今治市生まれ。元Superfly。現在は作曲家・編曲家・音楽プロデューサー Wikipedia
大石昌良/オーイシマサヨシ 宇和島市 1980年宇和島市生まれ。Sound Schedule(2001年メジャーデビュー)Vo&Gt。アニソン「君じゃなきゃダメみたい」等多数。いよかん大使 Wikipedia
ANCHANG(SEX MACHINEGUNS) 新居浜市 1970年新居浜市生まれ。SEX MACHINEGUNSのVo&Gt&リーダー。「みかんのうた」(愛媛・みかんネタの名曲)「HANABI-la大回転」 Wikipedia
ジャパハリネット 松山市拠点(ベース鹿島公行は宇和島市出身) 1999年松山大学軽音サークルで結成。2004年「哀愁交差点」でメジャーデビュー、メジャーデビューアルバムオリコン10位、日本ゴールドディスク大賞「ニューアーティスト・オブ・ザ・イヤー」受賞 Wikipedia
LUNKHEAD 新居浜西高同級生(Vo&Gt小高芳太朗・Gt山下壮=新居浜、Ba合田悟=四国中央市、Dr桜井雄一=群馬県高崎市) 1999年新居浜西高同級生で結成。2004年「白い声」でメジャーデビュー。自主イベント「みかん祭」、ポンジュース提携Tシャツ等 Wikipedia

注目すべきは松山大学軽音サークル発の2組(Superfly+ジャパハリネット)と、新居浜西高同級生発のLUNKHEADだ。「同じ県内の同じ学校・サークルから全国デビューが繰り返し出ている」——これは他県には簡単に真似できない伝統だ。地方の限られた規模だからこそ、人と人の距離が近く、強いバンドが生まれる。これは愛媛の音楽シーンを語る上で外せない事実だ。

新居浜の存在感も濃い。水樹奈々(声優・歌手)、ANCHANG(SEX MACHINEGUNS)——ジャンルはまるで違うが、ともに新居浜出身。LUNKHEADの主力メンバーも新居浜西高同級生。東予の小都市から全国区が出続けているのは、新居浜の音楽文化の厚みを物語っている。

SUGAR VILLAGE — 松山ライブハウス13軒が一晩で結束する

松山のシーンを象徴するイベントがSUGAR VILLAGE(シュガービレッジ)だ。これは1枚のチケットで松山中心部の複数のライブハウスを巡るライブサーキット形式のイベントで、2025年は10月12日(日)に開催され、なんと13店舗が連動した。

項目 内容
形式 ライブサーキット(1枚のチケットで多店舗のステージを巡る)
2025年実績 2025年10月12日(日)開催、出演会場13店舗
2025年出演会場 MONK / studio OWL / カラフル / Ys Café / BARTON / JAZZ IN GRETSCH / juke jointつる / Little Owl / YAH-MAN33 / music&café bar 円盤 / buko / RECORD BAR79.7 / VILLAGE BEANS
ジャンル ポップス / ジャズ / アコースティック等多彩
主催 シュガービレッジ実行委員会(VILLAGE BEANS 久保さん)

「松山の街全体が音楽村に変わる一夜」と称されるこのイベントは、松山ライブハウスシーンの結束を象徴している。ジャンルもサイズも異なる13店舗が同じ日に動く——これは他都市ではなかなか見られない密度だ。バンドを始めたばかりなら、まずは観客として参加して松山のシーンの広がりを体感するのが手っ取り早い。一晩で複数のハコのスタッフ、出演バンド、地元の音楽好きと顔を合わせられる絶好の機会になる。

(2026年の開催情報は本記事執筆時点で公式アナウンス未確認。例年10月開催の慣例を踏まえると2026年も期待できる。最新情報は関連記事等で確認を)

メンバー募集サービス比較 — 愛媛でどれを使うか

サービス 愛媛での投稿数 特徴 向いている人
Membo 少(サービス開始約半年) 8言語対応、地図検索、駅指定可。松山+松前+伊予+今治+新居浜の広域指定が得意 愛媛全県を視野に入れる人、外国人留学生と組みたい人
OURSOUNDS 投稿数国内最大級、日本語のみ 日本語話者のみでOK、投稿量重視
with9 老舗、シンプルUI 長年使い慣れた人
スタジオ・楽器店掲示板 島村楽器エミフルMASAKI、オオガスタジオ、Oto-Niwa等 地元密着のオフライン派
ジモティー 地域指定が強い、生活圏マッチ 家が近いメンバーを狙う人

愛媛のような「松山一極集中」の県では、地図ベース・駅指定で松山中心部から松前・伊予まで一気に探せるサービスが有利だ。Memboのような地図検索型なら、「松山中心部+郊外+今治・新居浜の高速圏」という愛媛特有のエリア感を反映した検索ができる。

愛媛向け募集文の書き方 — 松山中心部+四国島内アクセスの活用

愛媛で募集文を書くなら、「松山中心部の徒歩圏」「島村楽器MASAKIまで車30分」「松山〜今治・新居浜は高速1時間」といった愛媛固有の地理感を盛り込むのが効果的だ。

要素 悪い例 愛媛向けの良い例
活動地域 「愛媛」だけ 「松山市内・三番町中心。練習はオオガスタジオ(道後)か島村楽器MASAKI(松前)、ライブはSALON KITTY/W studio RED周辺。今治・新居浜のメンバーも歓迎(月2回練習なら高速で1時間)」
音楽性 「邦ロック」 「Superfly/ジャパハリネット系のソウルフル邦ロック」or「LUNKHEAD/SEX MACHINEGUNS系のエモ・パンクライン」(地元アーティスト名を出す)
練習頻度 「月1〜2回」 「月2回、土曜夜にオオガスタジオ(1時間600円!)」or「日曜昼に島村楽器エミフルMASAKI」(具体的場所と料金感)
目標 「ライブ出演したい」 「スタジオOWLで初ライブ目標、いずれSALON KITTYでもやりたい」(具体的会場と段階)
メンバー条件 「経験者歓迎」 「松山市内/伊予鉄道沿線・20〜40代・月2回土曜夜練習OKな方」(エリア限定で現実的に)
軽音サークル経験 「松山大/愛媛大/松山東雲短大の軽音OB歓迎」(松山ならではの軽音サークル文化を活用)

地元の固有名詞(オオガスタジオ、SALON KITTY、Superfly、ジャパハリネット等)を1つでも入れるだけで、「愛媛のシーンを知っている人が書いている」という信頼感が一気に上がる。これは新潟や岐阜と同じく、地方記事の鉄則だ。

愛媛での実例 — 成立しやすい3つのパターン

「具体的にどんな組み合わせで募集すれば人が集まりやすいのか」——愛媛の地理特性と松山一極集中型シーンを踏まえて、現実に成立しやすい3つの募集パターンを整理した。架空のバンド名や成功談は載せない。代わりに「こういう条件・エリア・時間帯の組み合わせが応答率を上げる」という実用的なシチュエーションを示す。

パターンA: 松山中心+今治通勤OK

項目
活動エリア 松山市内(三番町・湊町中心)+ 今治からの通い参加OK
練習頻度・時間 月2回、土曜19:00〜22:00
主な練習会場 島村楽器エミフルMASAKI(松前町、今治からも国道伊予IC経由でアクセスしやすい)
音楽性の例 Superfly/ジャパハリネット系のソウルフル邦ロック
このパターンが効く理由 今治はSuperfly出身地で潜在的な音楽人口があり、松前は今治と松山の中間立地。「今治住みでも参加できる」明示で東予の候補数が増える

パターンB: 土曜午前+大学軽音OB歓迎

項目
活動エリア 松山中心部の徒歩圏(三番町・湊町)
練習頻度・時間 月2〜3回、土曜10:00〜13:00(午前)
主な練習会場 オオガスタジオ(1時間600円)
音楽性の例 邦ロック/オルタナ — 松山大・愛媛大・松山東雲短大の軽音OB歓迎
このパターンが効く理由 社会人が家庭・仕事と両立しやすい土曜午前帯は、夜練習が苦手な30〜50代に響く。「軽音OB」明示で松山大・愛媛大OB会のSNSコミュニティで拡散される可能性が高い

パターンC: 南予から月1で来る前提

項目
活動エリア 松山中心部+ 宇和島・大洲からの月1合同練習OK
練習頻度・時間 月1回(第3土日のいずれか)、終日合宿型(1日4〜6時間)
主な練習会場 島村楽器エミフルMASAKI(モール内・駐車場大規模・南予から車90分圏)
音楽性の例 大石昌良/Sound Schedule系のメロディックロック、または弾き語りユニット
このパターンが効く理由 南予(宇和島・大洲・八幡浜)は松山中心部から車1.5〜2時間で月例コミットが現実的。「月1集中合宿型」と明示することで南予在住の経験者(大石昌良ファン層含む)が応答しやすい

3パターンに共通するのは、「エリア+曜日帯+具体的会場+音楽性タグ+メンバー条件」を1セットで明示することだ。逆にこれらを曖昧に「愛媛でバンドメンバー募集」とだけ書くと、せっかくの応答候補が「自分は対象なのか分からない」と思って通り過ぎてしまう。Memboの地図検索・駅指定を使えば、上記3パターンの「松山+今治」「松山+南予」のような広域エリア指定がそのまま検索条件として再現できる。具体的な書き方の前提整理はバンドメンバーが見つからない人の共通点5つと解決策も合わせて読むと、伝わる募集文の感覚が掴めるはずだ。

愛媛 vs 松山外 vs 東京 — 3エリア比較

項目 松山中心部 愛媛(松山外) 東京
練習スタジオ料金(平日夜/h) 1,760〜2,200円(島村MASAKI)、600円(オオガ) 地域による(楽器店併設等) 2,500〜4,000円
ライブハウスのチケットノルマ 初出演15〜25枚程度(目安) 初出演10〜20枚程度(地域密着、柔軟交渉あり) 初出演20〜35枚程度
メンバー候補の母数 松山中心(現役推計5,000人前後) 東予(今治・新居浜)、南予(宇和島)等 圧倒的多数
主要ライブハウス数 8軒(徒歩圏密集) 今治Jam Sounds、新居浜JEANDORE等 300軒以上
大学軽音サークル 松山大/愛媛大/松山東雲短大他 多数
駐車場(機材搬入) 箱による(モール内のMASAKIは充実) 地方ほど充実 箱による(ない箱多)
終電/終バス 23時前後で終わる路線多、車前提もあり 地域による、車前提 各路線終電遅め
独自の文化 軽音サークル発の伝統、SUGAR VILLAGE等の結束 新居浜の声優・パンク文化、今治のSuperfly出身地等 圧倒的多様性

松山中心部の強みは「徒歩圏に主要ハコ密集」「軽音サークル発の伝統」「東京の半額のスタジオ料金」「SUGAR VILLAGEに代表される結束」。週末の練習はオオガor島村MASAKI、月1〜2回の本番は中心部のハコ、年数回は東京・大阪に空路で遠征——という活動スタイルが取れる。

松山中心部のライブハウス出演までの5ステップ

Step やること 目安期間
1. 現場に通う SALON KITTY/W studio RED/MONK/スタジオOWLの対バンを最低5本観に行く。スタッフ・ブッカーの顔を覚える 1〜3ヶ月
2. デモ音源・プロフィール準備 音源2〜3曲 + バンドプロフィール + ライブ映像1本(YouTube等)を揃える 2週間
3. ブッキング問い合わせ 公式サイトの連絡フォームかブッカー直のメール/SNS DMでブッキング依頼 1〜2週間で返信
4. オファー受諾・チケットノルマ確認 初出演は対バン形式、チケットノルマ15〜25枚程度が目安(中規模箱)。小箱(スタジオOWL等)はノルマなし or 柔軟交渉あり 本番1〜2ヶ月前に確定
5. 当日リハ・本番 リハは持ち時間30分前後。機材はハウス使用可、アンプ・ドラムは常設 本番当日

SALON KITTY、W studio RED、MONK、スタジオOWL、Double-u Studio、BARTON、ジュークジョイントつるも基本的な流れは同じ。大切なのは「最初に現場に顔を出す」こと。メールだけで関係を作ろうとしても、ブッカーは動かない。これは愛媛に限らず、地方シーンでブッキングを獲得する全ての基本だ。

愛媛でバンド活動を続ける1ヶ月のコスト全体像

項目 最小 標準 しっかり
練習スタジオ(月2〜4回/4人で割り勘) 1,200円(オオガ) 3,000円 6,000円
個人練習(月2回) 1,200円(オオガ) 1,500円 2,000円
ライブ観賞(月1〜2回) 2,000円 4,000円 7,000円
ドリンク代・交通費 1,000円 3,000円 5,500円
機材メンテ・弦代 500円 1,500円 3,000円
ライブ出演費(月0〜1回) 0円 3,000円 10,000円
月合計 5,900円 16,000円 33,500円

東京なら標準コースで月2万円前後になるところが、愛媛は1万6千円台で収まる。オオガスタジオの1時間600円を活用すれば、最小コースは月6,000円を切る——これは全国的にも屈指の安さだ。バンド活動の費用 月5,000〜60,000円の内訳まとめと比較しても、愛媛は続けやすい価格帯だ。「月予算1万円でもバンドを続けたい」——愛媛はそういうバンドマンに向いている。

愛媛でバンドメンバーを見つける5ステップ

愛媛ならではの戦略を整理する。松山一極集中・軽音サークル発の伝統・東京の半額のコスト——この3つを押さえれば、メンバー探しは決して難しくない。

ステップ やること 愛媛での重点
Step 1: エリア診断 松山中心部(大街道〜銀天街〜三番町〜湊町) / 松山郊外(松前/伊予) / 今治・新居浜・西条 / 宇和島など、自分が通えるエリアを確定 松山中心部に住んでいるなら徒歩・自転車・路面電車で全部回れる
Step 2: 現場偵察 SALON KITTY / W studio RED / MONK / スタジオOWLに3回は通う。対バンを観る 大学生ならSUGAR VILLAGEで一晩で複数のハコを回るのも有効
Step 3: スタジオ常連化 オオガスタジオ(道後) or 島村楽器エミフルMASAKI(松前)の常連になる 大手チェーンがない分、地元店の情報力は強い
Step 4: 募集文投稿 Membo等に「松山市内」「伊予鉄道沿線」「松山+松前+伊予」など範囲明記で投稿 松山+郊外の跨ぎ指定で候補数を増やせる
Step 5: 大学軽音サークル/楽器店掲示板 松山大/愛媛大/松山東雲短大などの軽音OB会、島村楽器MASAKIの掲示板を回る 松山大軽音=Superfly・ジャパハリネット発祥地。OB人脈は今も生きている

愛媛は「待ち」の姿勢が通用しない地域だ。大手サイトの投稿数も東京ほど多くない。自分から現場に出て、顔を覚えてもらうのが全ての始まりになるバンドメンバーが見つからない人の共通点5つと解決策も参考にしてほしい。

愛媛でバンド活動を続ける3つの心構え

1. 「松山中心部の徒歩圏」を最大限に使う

愛媛のシーンの最大の特徴は、主要ライブハウス・ジャズバー・スタジオの大半が松山中心部の徒歩圏に集まっていることだ。大街道・銀天街・三番町・湊町・河原町——この狭いエリアにSALON KITTY、W studio RED、MONK、スタジオOWL、ジュークジョイントつる、KEYSTONE BAR、JAZZ IN GRETSCHが点在している。1晩で2〜3軒回るのが現実的で、それだけで多くのバンドマン・スタッフと顔を合わせられる。「待ち」ではなく「歩いて回る」のが愛媛の流儀だ。

2. 軽音サークル発の伝統を信じる

Superfly、ジャパハリネット、LUNKHEAD——いずれも愛媛県内の高校・大学で結成されたバンドが全国デビューしている。「同じ県・同じ学校・同じサークル」から本物のバンドが生まれてきた歴史がある。これは岐阜のJ-ROCK系譜とも似ているが、愛媛の場合は松山大学軽音サークル発の濃さが際立つ。年齢を問わず、「先人がいる土地」で音楽をやるのは心強い。社会人バンドの始め方 完全ガイドのように、社会人になってから始める場合も、愛媛なら馴染みやすい。

3. コストの安さを武器に長期戦で構える

愛媛は東京の約半額、福岡よりやや安い水準。オオガスタジオの1時間600円は全国屈指の安さで、月々のスタジオ代を東京より1万円以上節約できる。その分を機材投資、ライブ遠征(空路で東京1時間半)、デモ制作に回せる——これは長期的にバンドを続ける上で決定的な差を生む。10年続けるつもりなら、愛媛は東京より確実に有利な環境だ。社会人バンドとして家計を守りながら音楽を続けたい人にも適している。

そして、同じ時代を一緒に歩む仲間を探す。Membo で愛媛のバンドメンバーを見つける——地図検索・駅指定・8言語対応で、松山中心部から松前・伊予・今治・新居浜まで横断して探せる。

まとめ — 松山中心部の徒歩圏に、確かなシーンがある

ライブハウスでの演奏
松山の三番町・湊町には、40年続く老舗から新しい複合スポットまで揃っている(Photo: Unsplash)

愛媛県のバンドシーンは、表からは見えにくい。大手スタジオチェーンもなく、ライブハウスの数も東京の数十分の一。「シーンが薄い」と思われがちなのも無理はない。だが調べてみると、松山中心部の徒歩圏にSALON KITTY、W studio RED、MONK、スタジオOWL、KEYSTONE BAR——それぞれの個性を持ったハコが密集して活きている。1985年創業のMONK、1991年創業のKEYSTONE BAR、40年・35年と続く老舗が今も現役だ。

そして、Superflyの越智志帆・多保孝一(今治市)、ジャパハリネット(松山市)、LUNKHEAD(新居浜西高同級生)、水樹奈々・ANCHANG(新居浜市)、大石昌良(宇和島市)——世代もジャンルもまるで違うアーティストが、愛媛の限られた規模の中から生まれ続けている。松山大学軽音サークル発の伝統は今も動いていて、「県内で結成して全国へ」というルートが現実的に成立している。

愛媛県には大手スタジオチェーンがない、メンバー候補の母数は東京の1/100以下——確かにハンデはある。だが、それを補うのは松山中心部の徒歩圏に密集したシーン東京の約半額のコスト、そして40年を超える老舗ハコと軽音サークル発の伝統だ。新潟・長野・岐阜とは違う、愛媛ならではの戦い方がある。

私は20代の数年間を松山で過ごした。Popayeでアルバイトしていた頃のこと、池川さんから教わった音楽の聴き方、大街道や銀天街の街並み——今でも体に染みついている。あれから40年、池川さんは大街道でカフェ・ブリュを営み、店内のレコード約1,000枚・CD約3,000枚から、ザ・スタイル・カウンシルの『カフェ・ブリュ』に由来する音楽愛が今も流れているという。松山という街は、そうやって縁が長く続く土地だ。これから愛媛でバンドを始める貴方は、その温度感の中で、自分の仲間と出会えるはずだ。

ギターを手にした演奏者
松山の三番町、湊町、大街道——どこかに貴方の仲間が待っている(Photo: Unsplash)

Memboで愛媛のバンドメンバーを探す。募集文に「松山市内」「三番町」「銀天街」「湊町」「松前」「伊予」「今治」「新居浜」「伊予鉄道沿線」の地域名を明記すれば、近いエリアのメンバーと出会える可能性が上がる。8言語対応なので、松山の留学生コミュニティと組むことも視野に入る。

他の都市・地域のガイドもあります:

愛媛の貴方、貴方のバンド、貴方の音——松山中心部の徒歩圏で、軽音サークル発の系譜の続きに、貴方の名前が刻まれるかもしれない。三番町の夜に、湊町のライブハウスに、道後のスタジオに、同じ音を探している仲間が必ずいる。

よくある質問(FAQ)

Q. 愛媛でバンドメンバーが見つかりやすい楽器は?

A. ボーカル・ギターは比較的多く、ベース・ドラム・キーボードは不足しがちです。これは全国的な傾向と同じですが、愛媛では特にドラムが慢性的に不足しています。松山単独では候補が限られるので、Memboなどで「松山+松前+伊予」「松山+今治・新居浜」まで広げて検索するのが現実的です。松山中心部から松前のエミフルMASAKI(島村楽器)、伊予郡内、車30分〜1時間圏内まで範囲を広げれば、ベース・ドラムの候補数が2〜3倍に増えます。詳しくはドラム人口が少ない理由 — ドラマー不足の実態と見つけ方も参考に。

Q. 松山で一番安く練習できるスタジオは?

A. オオガスタジオ(松山市紅葉町、道後エリア)が1時間600円で、全国でも屈指の安さです。アコースティック・エンジニアリング社設計の本格音響空間でリハーサルだけでなくレコーディングにも対応、NEUMANN U89iという定番ハイエンドマイクも常設、無料駐車場4台とコーヒーサービス付き。入会金・年会費も無料。4人で割り勘すれば1人150円/h、大学生でも続けやすい価格帯です。機材重視なら島村楽器エミフルMASAKI(松前町)、本格録音・配信ならOto-Niwa(松山市道後緑台)を使い分けるのが愛媛の現実解です。

Q. 愛媛のライブハウスのノルマは高い?

A. 愛媛のライブハウスのチケットノルマは、中規模箱の初出演で15〜25枚程度が目安です。東京(20〜35枚)と比べると低めで、4人バンドで割れば1人4〜7枚の売上義務。スタジオOWL(40〜50名)やバー併設のBARTON、ジュークジョイントつるなどの小箱は、ノルマなし or 「対バン形式でノルマは相手との相談」というケースも多く、本気でシーンに関わる姿勢を見せれば柔軟な対応をしてくれる会場が多いのが特徴です。SALON KITTYやW studio REDなどの大箱は、ある程度動員が見込めるバンドが目標にする段階です。

Q. 松山以外(今治・新居浜)でバンド活動するのは現実的?

A. 現実的です。今治にはJam Sounds(ライブハウス+楽器店+練習スタジオの複合)、新居浜にはJEANDOREというライブハウスがあり、地元シーンが機能しています。今治はSuperflyの越智志帆・多保孝一の出身地、新居浜は水樹奈々SEX MACHINEGUNS ANCHANGの出身地という濃いルーツを持つ街です。松山中心部からは高速道路で1時間〜1時間半なので、月数回の合同練習なら松山〜東予の往復も可能です。今治・新居浜・西条のメンバーと松山在住メンバーで組む混成バンドのケースもあります。

Q. 松山大学軽音サークルは今もシーンの中心?

A. 今も愛媛のシーンの基盤の一つです。Superfly(越智志帆+多保孝一が松山大学軽音で出会って結成)、ジャパハリネット(1999年松山大学軽音発)など、松山大学軽音サークルからは過去に複数の全国デビューバンドが出ています。現在も松山大・愛媛大・松山東雲短大の軽音サークルは活動中で、SUGAR VILLAGEのような市内ライブサーキットイベントにも参加しています。社会人になってからも軽音OB人脈を辿ってバンドを組むケースは珍しくありません。年齢を問わず、松山大軽音OB会や愛媛大軽音OB会のSNSコミュニティを覗いてみるのは、愛媛でバンドメンバーを探す現実的な一手です。

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