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札幌でバンドメンバーを探す方法 — すすきの・大通・北24条の音楽シーン完全ガイド

2026/03/31

札幌でバンドメンバーを探す方法を完全ガイド。PENNY LANE 24やBESSIE HALLなど営業確認済みライブハウス8選、スタジオ料金比較、ジャムセッション情報、サカナクションやeastern youthなど札幌出身アーティストまで網羅。北海道ならではのバンド活動事情も解説。

札幌でバンドメンバーを探す方法 — すすきの・大通・北24条の音楽シーン完全ガイド

雪が積もった北国の街並み
北国の街・札幌には、寒さの中で熱く燃える音楽シーンがある

正直に言う。私は札幌に行ったことがない。

だからこそ、この記事は徹底的に調べて書いた。ライブハウスの営業状況、スタジオの料金、セッションバーの雰囲気 — すべてWeb上で裏を取り、閉業した会場は1軒も載せていない。行ったことがないからこそ、想像で書くわけにはいかない。

ただ、札幌の音楽シーンへの敬意はある。サカナクション、eastern youth、bloodthirsty butchers — 札幌から生まれたバンドには、凍てつく冬の空気の中で研ぎ澄まされたような、独特の鋭さと深みがある。あの音は、この街でなければ生まれなかったはずだ。

60代の今もベーシストを探し続けている私が言えるのは、バンドメンバーとの出会いは場所を選ばないということ。東京だろうと札幌だろうと、探し続ける人のところに仲間は現れる。

札幌でバンドメンバーを探す5つの方法

スマートフォンで検索する手元
札幌でも、メンバー探しの基本はオンラインとオフラインの併用

札幌でバンドメンバーを探す方法は、基本的には他の都市と同じ5つのルートがある。ただし、札幌ならではの事情もある。

1. メンバー募集サイト・アプリを使う

Memboのメンバー募集ページなら、地域を「北海道」「札幌」で絞り込める。8言語対応なので、札幌在住の外国人ミュージシャンとも繋がれる。冬場は移動が大変な分、事前にオンラインで相性を確認できるのは大きい。

2. ライブハウスに通う

札幌のライブハウスは、すすきの・大通・狸小路エリアに集中している。地下鉄南北線と東西線でほぼカバーできるので、東京のように電車で1時間かけて移動する必要がない。

3. ジャムセッションに参加する

札幌にはジャズ・ブルース系のセッションバーが根付いている。楽器を始めたばかりの人でも飛び込めるセッションがあるので、後述のセッションスポットをチェックしてほしい。

4. スタジオの掲示板を見る

札幌の練習スタジオには東京の大手チェーン(ノア、ペンタ、246)が進出していない。その代わり、地元密着型のスタジオが独自のコミュニティを築いている。掲示板やSNSでメンバー募集を出しているバンドも多い。

5. 楽器店のイベントに顔を出す

島村楽器やイシバシ楽器の札幌店では、ワークショップやセッションイベントを開催していることがある。バンドメンバーを見つける基本的な方法と組み合わせて、複数のルートを同時に使うのがコツだ。

札幌のライブハウス8選 — エリア別ガイド

ライブハウスのステージ照明
札幌のライブハウスは地下鉄沿線に集中。冬でもアクセスしやすい

札幌のライブハウスシーンの中心は、すすきの〜大通〜狸小路エリア。地下鉄南北線と東西線の交差点に位置し、徒歩圏内に複数の会場がある。ブッキングライブへの出演方法はライブハウスに出演する方法の記事で詳しく解説している。

3エリアの違い — すすきの vs 大通 vs 北24条

札幌のライブハウスエリアは大きく3つに分かれている。それぞれ集まる客層・ジャンル・夜の雰囲気が違うので、自分のバンドの方向性に合うエリアを選ぶことが大切だ。

エリア 主なジャンル 客層 アクセス 夜の雰囲気
すすきの・中島公園 ロック / パンク / ポップス / メジャー系(Zepp) 20〜40代中心、観光客も 地下鉄すすきの駅・中島公園駅徒歩圏 歓楽街、終電後も人が多い、深夜帯も賑わう
大通・狸小路 オルタナ / インディー / 実験音楽 20〜30代の音楽ファン中心 地下鉄大通駅徒歩圏 ライブ後は周辺の飲食店で交流、終電は意識
北24条・北区 大規模ライブ(PENNY LANE 24) / オールジャンル 幅広い、北海道大学関係者も 地下鉄北24条駅徒歩圏 住宅地に近く、ライブ後は地下鉄移動が中心

「ライブを観に行く」だけなら3エリアどこでも構わない。だが、メンバー探しを目的にするなら、自分のバンドのジャンルに近いエリアに通うほうが対バンの相性が良くなる。たとえばパンク系バンドなら BESSIE HALL や SPiCE を含むすすきのエリア、実験音楽志向なら Sound Lab mole の大通エリア、というように使い分けると効率が上がる。

すすきの・中島公園エリア(4会場)

1. BESSIE HALL(ベッシーホール)

項目 詳細
住所 札幌市中央区南4条西6丁目 晴ればれビル1F・B1
キャパシティ 約250人
開業 1990年
特徴 フラットフロアでステージとの距離が近い。ロック/パンク/ポップス/ジャズと幅広いジャンルに対応。音響の良さに定評

2. SPiCE(スパイス)

項目 詳細
住所 札幌市中央区南8条西4丁目
キャパシティ 約400人
開業 旧DUCE(2019年にSPiCEへ改称)
特徴 ホテル地下のライブハウス/クラブ。ロック/J-POP/ヒップホップ/EDMとオールジャンル対応の大型会場

3. Zepp Sapporo(ゼップ サッポロ)

項目 詳細
住所 札幌市中央区南9条西4-4(中島公園駅 徒歩1分)
キャパシティ 2,009人(スタンディング)/ 723人(着席)
開業 1998年
特徴 Zeppホールネットワーク系列。メジャーアーティストのツアー会場。「いつかここに立つ」という目標になる場所

4. STORMY MONDAY(ストーミーマンデー)

項目 詳細
住所 札幌市中央区南6条西3丁目6-27 おおたビル5F(豊水すすきの駅 徒歩3分)
ジャンル 60〜70年代ブルース/ロック専門
特徴 ステージにドラム・ギター・ベース・キーボード常設。飛び入りジャムセッション可能。ブルースとロックを愛する人の溜まり場

大通・狸小路エリア(2会場)

5. Sound Lab mole(サウンドラボ モール)

項目 詳細
住所 札幌市中央区南3条西2-14 ニコービルB1F(狸小路2丁目)
キャパシティ 450人
特徴 狸小路アーケード内の大型ライブハウス。バンド/ヒップホップ/レゲエ/アイドルとオールジャンル対応

6. SOUND CRUE(サウンドクルー)

項目 詳細
住所 札幌市中央区大通東2丁目15-1-2(バスセンター前駅 徒歩1分)
キャパシティ 150人
開業 1999年(2006年移転リニューアル)
特徴 地元バンドからツアーバンドまで幅広く受け入れる中規模会場。ホールレンタルにも対応

北区・その他エリア(2会場)

7. PENNY LANE 24(ペニーレーン ニジュウヨン)

項目 詳細
住所 札幌市西区二十四軒4条5丁目5-21 W'Sビル
キャパシティ 約400人
開業 1982年すすきので開業、1990年現在地に移転
特徴 札幌を代表する老舗ライブハウス。40年以上の歴史を持ち、数えきれないバンドがこのステージを踏んできた。ロック/ポップス中心

8. SPIRITUAL LOUNGE(スピリチュアルラウンジ)

項目 詳細
住所 札幌市北区(北18条駅 徒歩3分)
キャパシティ 120人(スタンディング)/ 60人(着席)
開業 2025年5月復活(2021年に一度閉店)
特徴 若手アーティストの登竜門。一度閉店から復活した、インディーズ/オルタナティブ系の聖地

KLUB COUNTER ACTION(クラブカウンターアクション)

狸小路エリア(南3条西2丁目)にあるラウド/ロック系に強い会場(約150人)。国内外のアーティストが出演し、定期イベント「TEDDY BOY NITE」でも知られる。上記8会場と合わせてチェックしてほしい。

札幌ライブハウスの音響特徴・キャパ別の使い分け

札幌のライブハウスは、それぞれ音響設備とフロア構造に個性がある。バンドの音作りや観客動員規模に応じて選ぶと、ライブの質が大きく変わる。

会場 キャパ フロア構造 音響の特徴
BESSIE HALL 約250人 フラットフロア ステージとの距離が近く、生音重視のロック・ジャズ・ポップスに対応。中音量で音圧と抜けのバランスが良い
SPiCE 約280人 フラットフロア パンク・ハードコアの大音量に強い。低音の抜けが良く、ベース・ドラムが芯から響く
Zepp Sapporo 約2,000人 段差ありホール型 大規模PA、メジャー級ツアー対応。アマチュアバンドが立つ機会は限定的
Sound Lab mole 約400人 地下フラット オルタナ・実験音楽向け。ノイズ・エレクトロニカの音像にも対応
SOUND CRUE 約180人 カウンター併設フラット 小〜中規模のロック向け、コンパクトで音が集まりやすい
PENNY LANE 24 約700人 段差ありホール型 北24条の老舗、中規模ツアーバンド向け、音響設備の更新も継続
SPIRITUAL LOUNGE 約200人 地下フラット レゲエ・ヒップホップ・クラブミュージックに強い、低音特化

音響面で札幌のライブハウスが面白いのは、東京と比べて音響担当者(PA)との距離が近く、リハーサルでの音作りに時間をかけてくれる店が多いこと。出演前にPAと音作りの方向性をしっかり伝えるとライブの仕上がりが格段に上がる。

練習スタジオ — 東京大手チェーンなし、だからこそ面白い

音楽スタジオのドラムセットとアンプ
札幌のスタジオは地元密着型。大手チェーンにはない温かみがある

札幌には、東京で馴染みのあるサウンドスタジオノア、スタジオペンタ、スタジオ246 — いずれも進出していない。東京のスタジオ選びとは事情が違う。

しかし、地元密着型のスタジオには大手チェーンにはない魅力がある。常連同士の繋がりからメンバーが見つかることも珍しくない。

パワースレイブスタジオ(POWER SLAVE STUDIO)

項目 詳細
住所 札幌市中央区南4条西1丁目 グランドパレス2F
アクセス 地下鉄南北線 豊水すすきの駅1番出口 目の前
営業時間 10:00〜24:00
料金 1名1時間 400円〜(会員)/ 500円〜(一般)
特徴 Sスタジオはライブハウスのステージに似た広さ+一面鏡で本番リハ向き。すすきの駅前の好立地で仕事帰りにも通いやすい

スタジオカディス(STUDIO Caddis)

項目 詳細
住所 札幌市東区苗穂町2丁目3
アクセス JR苗穂駅 徒歩約10分
営業時間 平日13:00〜翌1:00 / 土日祝10:00〜翌1:00
料金 リーズナブル(公式サイトに料金表あり)
特徴 全15部屋(最大30畳〜最小9畳)、札幌最大級のスタジオ数。無料駐車場完備 — 車移動が多い北海道では大きなメリット

札幌 vs 東京 スタジオ料金比較

項目 札幌 東京
個人練習(1時間) 400〜600円 700〜1,100円
バンド練習(1時間) 1,200〜2,000円 2,200〜3,500円
駐車場 無料の場合あり 有料(30分300〜500円)
深夜利用 翌1時まで営業あり パック料金で対応

バンド活動にかかるお金を考えると、札幌のスタジオ代は東京の約半額。浮いたお金を機材やライブ出演に回せるのは大きなアドバンテージだ。

ジャムセッションスポット — 冬の夜を熱くする場所

初心者がジャムセッションに参加するための実践ガイド — 札幌の冬を抜け出す方法

「ジャムセッションって敷居が高そう」「冬の夜に1人で行くのは勇気がいる」 — そう感じている初心者向けに、D-Bop・Jass915・STORMY MONDAYでの参加の流れをまとめた。札幌のセッション店は基本的に初心者にも開かれている。Jass915はビギナーズセッションを専用に設けているので、まずはそこから始めるのが一番安心だ。

必要な機材・楽器

  • ギター・ベース: 自分の楽器を持参。シールドも忘れずに(店にあることが多いが念のため)。冬は楽器を急に温めると結露するので、ケースに入れたまま店内で30分ほど慣らす
  • ドラム: 店のキットを使うのが基本。スティックだけ持参
  • キーボード: 店のキーボードを使うのが一般的。Jass915・D-Bopとも常設あり
  • ボーカル: マイクは店のものを使用。歌う曲(スタンダードor持ち込み曲)のキーは事前に把握。Jass915のボーカルセッションは譜面持参歓迎

当日の流れ

  1. 到着・受付(チャージ支払い): 開店30分前〜開始時間までに到着。チャージは1,000〜3,000円(+1オーダー)。「今日初参加です」と伝えると、ホストミュージシャンが流れを案内してくれる
  2. 待機・観察: 最初の30〜60分はホストバンドの演奏。空気感、選曲の傾向、レベル感を見る
  3. 順番に呼ばれる: ホストが「次やりたい人」「ベース誰か」と声をかける。手を挙げる勇気が肝心
  4. 演奏(2〜3曲): 1セットで2〜3曲。Jass915のビギナーズなら Autumn Leaves / Fly Me to the Moon / Blue BOSSa などスタンダード中心
  5. 交代・交流: 演奏後はカウンターで他の参加者と話す。札幌のセッションは「冬の連帯感」が強く、メンバー探しのチャンスは演奏中ではなく演奏後にある

店ごとの参加スタイル

店舗 セッション頻度 レベル感 得意ジャンル
Jass915 毎日(ビギナーズ・ボーカル・ビッグアンサンブル等) 初心者〜上級、初心者専用枠あり ジャズ全般
D-Bop Jazz Club 第2水(ファンク)・第3日(王道)・最終日(ボーカル) 中〜上級、譜面持参で他ジャンルもOK ジャズ・ファンク・ソウル・ブルース
STORMY MONDAY 不定期(店内告知) 初級〜中級、ロック寄りで親しみやすい ブルース・ロック

レベル感の目安と冬の防寒

「いきなり演奏は怖い」と感じる人は、まず観に行くだけでも構わない。Jass915のビギナーズセッションは「これからジャズを始める初心者」を歓迎している空気が強く、札幌でセッションデビューしたい人には最適だ。冬の夜の参加は地下鉄から徒歩5〜10分の道のりが寒いので、ヒートテック+ダウン+滑り止め付きの靴で行くこと。楽器は急激な温度変化を避けるため、店内で慣らしてから取り出す。ジャムセッション初心者ガイド(全国版)も合わせて読むと、各都市のセッション文化の違いがわかる。

札幌のセッションシーンは、ジャズ・ブルースが中心。長い冬の夜を音楽で過ごす文化が根付いている。

D-Bop Jazz Club(ディーバップ ジャズクラブ)

項目 詳細
住所 札幌市中央区南1条西19丁目291番地 山晃ハイツB1F
アクセス 地下鉄東西線 西18丁目駅1番出口 徒歩3分
ジャンル ジャズ / ファンク / ソウル / ブルース
セッション 毎月第2水曜ファンクセッション / 毎月第3日曜 王道セッション / 毎月最終日曜ジャズボーカルセッション
参加料 1,000〜2,000円(+1オーダー)

北海道唯一の本格ファンクセッションがある。プロからアマまで参加可能で、ボーカルや上物は譜面持参でジャズ以外の曲もOK。

STORMY MONDAY(ストーミーマンデー)

前述のライブハウス紹介でも触れたが、ここはブルース&ロック専門のセッションバーでもある。ステージにドラム・ギター・ベース・キーボードが常設されており、飛び入りで演奏できる。営業は18:00〜24:00(日曜・祝日定休)。

Jass915(ジャス ナインワンファイヴ)

項目 詳細
住所 札幌市中央区南7条西4丁目 第2北海アバンティビル5F
ジャンル ジャズ(ビギナーズセッション、ボーカルセッション、ビッグアンサンブル等)
セッション 毎日ジャムセッション参加OK
参加料 ライブチャージ1,500〜3,000円(+1ドリンク)

毎日セッションに参加できるのは札幌では貴重。ビギナーズセッションもあるので、バンド初心者のステップアップにも使える。

札幌出身・北海道ゆかりのアーティスト

ステージ上でギターを弾くミュージシャン
北海道の厳しい冬が、独特の音楽性を育てる

北海道は日本のロック史に欠かせないアーティストを数多く輩出してきた。札幌で結成されたバンド、そして北海道各地から音楽の道を志した人たち。

札幌で結成・活動したバンド

アーティスト 出身・結成地 代表曲・特徴
サカナクション 札幌市で結成(Vo.山口一郎は小樽市出身) 「新宝島」「アイデンティティ」。エレクトロとロックの融合
eastern youth 札幌市(1988年結成) 日本のインディーロックの重鎮。感情を削り出すようなサウンド
bloodthirsty butchers 留萌市出身、札幌で結成 ノイジーで叙情的。2013年に吉村秀樹が急逝、伝説となった
THE BOYS&GIRLS 札幌市 Zepp Sapporoでワンマン「少年少女の札幌から」。札幌の今を鳴らすバンド

北海道出身のアーティスト

アーティスト 出身地 代表曲・特徴
GLAY 函館市 「HOWEVER」「誘惑」。20万人ライブの伝説。北海道が生んだ最大のロックバンド
YUKI(JUDY AND MARY) 函館市 「そばかす」「Over Drive」。ソロでも第一線で活躍し続ける
中島みゆき 札幌市生まれ(育ちは帯広市) 「糸」「地上の星」。日本のシンガーソングライターの頂点
玉置浩二(安全地帯) 旭川市 「ワインレッドの心」「田園」。日本屈指のボーカリスト
松山千春 足寄郡足寄町 「大空と大地の中で」。北海道の大地そのものを歌にした人

札幌からGLAYやサカナクションのような国民的バンドが生まれている事実は、この街の音楽シーンのポテンシャルを物語っている。次にこの街から生まれるバンドは、今あなたが組むバンドかもしれない。

札幌でのバンド活動コスト

項目 月額目安 備考
スタジオ代(月4回) 4,800〜8,000円 東京の約半額
ライブ出演(月1回) 3,000〜10,000円 チケットノルマ制が一般的
交通費 2,000〜5,000円 地下鉄+バス。車なら駐車場無料のスタジオも
機材維持 2,000〜5,000円 弦・ピック・ドラムヘッド等
合計 11,800〜28,000円 東京より3〜4割安い

札幌のバンド活動コストは東京の3〜4割安い。特にスタジオ代が大きく、個人練習なら1回400円から。バンド活動にかかるお金のリアルと比べると、その差は歴然だ。

札幌ならではのバンド活動事情

冬の移動問題

11月〜3月は雪と路面凍結で移動が大変になる。練習の集合時間に余裕を持つ、地下鉄沿線のスタジオを選ぶ、冬場は練習頻度を減らす代わりに個人練習を増やす — 札幌バンドマンならではの工夫が必要だ。

車社会のメリット

北海道は車社会。スタジオカディスのように無料駐車場があるスタジオなら、機材を車に積んで直接乗り付けられる。東京では考えられない贅沢だ。ライブの機材搬入もスムーズ。

コンパクトな音楽エリア

ライブハウスもスタジオもセッションバーも、ほぼすべてが地下鉄圏内に収まっている。東京のように渋谷・下北沢・吉祥寺・新宿と散らばっていないので、1日で複数のライブハウスをハシゴすることもできる。

札幌以外の北海道 — 函館・旭川・帯広の音楽シーン

北海道は札幌だけじゃない。函館・旭川・帯広にも音楽の火は灯っている。

都市 主なライブハウス 特徴 札幌からのアクセス
函館 Club COCOA、あうん堂ホール GLAYの出身地。港町のロックシーンが根付く JR特急約3.5時間 / 車約4時間
旭川 CASINO DRIVE、MOSQUITO THE BOYS&GIRLSの拠点。大学生バンドも活発 JR特急約1.5時間 / 車約2時間
帯広 REST、MEGA STONE 十勝エリアの音楽拠点。農業×音楽フェスも開催 JR特急約2.5時間 / 車約3時間

札幌のバンドが函館・旭川でライブを組むケースも多い。逆に地方都市のバンドが札幌に出てくるパターンも。北海道内でバンド仲間を広げたいなら、Memboで「北海道」エリアで募集を出すのが一番早い。

楽器店のイベント・ワークショップ — もう一つの出会いの場

スタジオやライブハウスだけが出会いの場ではない。大手楽器店のイベントやワークショップも、同じ志を持つミュージシャンと知り合える貴重な機会だ。

楽器店 場�� 主なイベント
島村楽器 札幌クラシック店 札幌市中央区北2条西4-1 ギターセミナー、バンドクリニック、楽器体験会
島村楽器 イオンモール札幌平岡店 札幌市清田区平岡3条5-3-1 ウクレレサークル、ギター弾き語りイベント
イシバシ楽器 札幌店 札幌市中央区南3条西3 試奏イベント、中古楽器フェア

楽器店のイベントは参加無料のものも多く、「まだバンドを組んでいないけど興味がある」という段階の人にも入りやすい。店員さんに「バンドメンバーを探している」と伝えれば、掲示板への張り出しや他の来店客への紹介を受けられることもある。初心者がバンドに入るための完全ガイドも合わせて読んでほしい。

メンバー募集サイトを効果的に使うコツ

札幌でオンラインのメンバー募集を使う場合、東京ほど候補者が多くない分、複数サイトの併用募集文の質がより重要になる。

札幌で使える主なメンバー募集サービス

サービス 特徴 札幌での向き不向き
Membo 多言語対応(8言語)、エリア指定検索、無料 札幌在住の外国人ミュージシャンとも繋がれる、北海道の道央外(函館・旭川等)とも繋がる
OURSOUNDS 国内最大級の登録数、無料、ジャンル絞り込みが詳細 札幌の若手ロック・パンク系で活発、20〜30代中心
Music365 年齢層やや高め、社会人バンド多め、無料 40代以上のアマチュアバンド募集に強い、休日活動志向
ジモティー(地域カテゴリ) 地域密着、無料、楽器売買とも兼用 札幌市内・近郊限定で探したい時に有効、本格志向は少なめ
X(旧Twitter) ハッシュタグ 「#札幌バンドメンバー募集」「#札幌ドラム募集」等で検索 リアルタイム性が高い、即レス文化、フォロワー前提

札幌での実践的な使い分け: まずは Membo + OURSOUNDS の2本柱に投稿、年齢層が上の社会人バンドを探すなら Music365 を追加、超ローカルで探すなら ジモティー、即レス重視なら X、というように複数サイトの並行運用が成功率を上げる。詳細な比較はメンバー募集サイト・アプリ徹底比較を参照。

募集文の書き方 — 札幌の冬を踏まえた具体性

札幌でオンラインのメンバー募集を使う場合、東京ほど候補者が多くない分、募集文の質がより重要になる。

ポイント 悪い例 良い例
エリア指定 「北海道で募集」 「札幌市内(地下鉄沿線)で活動。東西線・南北線エリア希望」
ジャンル 「なんでもOK」 「ポストロック〜シューゲイザー系。サカナクションやPlastic Treeが好きな人」
練習頻度 「月2〜3回」 「月2回土曜午後、パワースレイブで2時間。冬場は月1回も可」
温度感 「ゆるくやりたい」 「年2回のライブ出演を目標に。BESSIE HALLを目指したい」

「地下鉄沿線」「冬場の対応」「具体的なスタジオ名やライブハウス名」を入れることで、札幌在住のミュージシャンに「この人は本気だ」と伝わる。5つの募集サイトの比較はメンバー募集サイト・アプリ徹底比較を参照。

札幌の音楽エリア — メリットとデメリット

エリア メリット デメリット
すすきの・大通 ライブハウス密集、地下鉄直結、飲食後のセッションに最適 駐車場が高い、夜の治安にやや注意、家賃が高い
北24条・北大エリア 大学生バンドが多い、スタジオが安い、若い仲間が見つかる ライブハウスが少ない、冬の自転車移動が不可
白石・菊水 地下鉄東西線でアクセス良好、住宅街で騒音トラブルが少ない 音楽スポットが少ない、飲食店が限られる

活動エリアを決める時は、メンバー全員の通いやすさを最優先に。札幌は東京ほど広くないので、地下鉄で30分以内ならどのエリアでもカバーできる。

まとめ — 北の大地で、仲間を見つける

仲間と一緒にギターを弾くミュージシャンたち
場所は関係ない。探し続ける人のところに、仲間は現れる

私は札幌に行ったことがない。だから「あのライブハウスの音が最高だった」とか「あのスタジオの店主が気さくだった」とか、体験談は語れない。

でも、バンドメンバーが見つからないと悩んでいる人に言えることがある。探し続けてさえいれば、必ず出会いはある。それは東京でも札幌でも同じだ。60代の今もドラマーやベーシストを探し続けている私が、身をもって証明している。

札幌には、40年以上の歴史を持つPENNY LANE 24がある。一度閉店しても復活したSPIRITUAL LOUNGEがある。毎晩セッションができるJass915がある。そして何より、サカナクションやeastern youthを生み出した、音楽への情熱がある。

Memboのメンバー募集ページで、札幌の仲間を探してみよう。国籍も年代も関係ない。音が合えば、それでいい。

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