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広島でバンドメンバーを探す方法 — 本通り・流川・八丁堀の音楽シーン完全ガイド

2026/03/27

広島でバンドメンバーを探す方法を完全ガイド。本通り・流川・八丁堀のライブハウス8会場、練習スタジオの料金比較、セッション情報を網羅。CLUB QUATTRO広島からヲルガン座まで、60代現役バンド親父が広島の音楽シーンでのメンバーの見つけ方を本音で解説。

昔のバンド仲間が今、広島にいる

広島の原爆ドームと川辺の風景
広島は平和の街であると同時に、豊かな音楽文化を育んできた街だ(Photo: Unsplash)

私の昔のバンド仲間のベーシストが今、広島にいる。ベーシスト募集しても見つからない理由と解決策で書いた通り、私は長いことベースを探し続けているが、かつて一緒にやっていた仲間が遠く離れた広島で暮らしていると思うと、音楽の縁というのは不思議なものだと感じる。

広島は、奥田民生、吉川晃司、Perfumeを輩出した音楽の街だ。中四国最大の都市として独自の音楽シーンを持ち、本通り・流川・八丁堀の繁華街エリアにライブハウスが集中している。東京や大阪に比べてシーンの規模は小さいが、だからこそバンドマン同士の距離が近く、一度ライブハウスに通い始めれば、すぐに顔見知りが増える

この記事では、広島でバンドメンバーを探す具体的な方法を、エリア別のライブハウス・練習スタジオ情報とともに徹底解説する。東京・大阪・名古屋のエリア別ガイドと合わせて、広島の音楽シーンを押さえてほしい。

広島でバンドメンバーを探す5つの方法

まず、広島でバンドメンバーを探す具体的な手段を整理しよう。

1. メンバー募集サイト・アプリを使う

もっとも手軽で効率的な方法だ。Memboなら、広島県や広島市で絞り込んだメンバー募集を一覧で見られる。ジャンル、パート、年齢層まで指定できるので、「広島 × ロック × ギター募集」のようにピンポイントで探せる。

バンドメンバーが見つからない人の共通点でも書いたが、「地元だけで探す」と選択肢が狭まる。広島は中四国の中心都市だから、岡山や山口のメンバーとも十分に組める距離にある。新幹線を使えば岡山まで40分、福岡まで1時間だ。視野を広く持とう。

2. ライブハウスに通う

広島のライブハウスは、本通り・流川・八丁堀の繁華街エリアに集中している。ライブハウスに出演する方法を押さえた上で、まずは気になるジャンルのライブを観に行こう。広島のシーンは東京ほど大きくないから、何度か通えばスタッフや出演者と顔見知りになれる。終演後に「メンバーを探している」と伝えれば、紹介が生まれることも多い。

3. ジャムセッション・オープンマイクに参加する

広島市内にはジャズやブルースのセッションバーがある。初心者がバンドに入るための完全ガイドでも書いたが、セッションは「この人と一緒にやりたい」が直感的にわかる場所だ。楽器を持って行けば、その場で仲間が見つかることもある。

4. 練習スタジオの掲示板・コミュニティ

広島市内のスタジオにはロビーにメンバー募集の掲示板がある。同じスタジオを使う人同士なら練習場所で揉めることもない。スタジオのSNSやWEBサイトをチェックして、募集情報を探すのも有効だ。

5. 楽器店のイベント・掲示板を活用する

広島市内の楽器店には、メンバー募集の掲示板が設置されていることが多い。島村楽器やイシバシ楽器などのチェーン店のほか、地元密着の楽器店も狙い目だ。バンド活動にかかるお金のリアルで紹介した機材選びのついでに、掲示板をチェックする習慣をつけておくといい。

本通り・八丁堀エリア — 広島の音楽の中心地

ライブハウスのステージで演奏するバンド
広島のライブハウスは繁華街に集中し、バンドマン同士の距離が近い(Photo: Unsplash)

本通り商店街から八丁堀にかけてのエリアは、広島の商業・文化の中心地だ。この一帯にライブハウスが集まり、徒歩圏内で複数の会場をハシゴできるのが広島の強みだ。

広島CLUB QUATTRO(クラブクアトロ)

項目 詳細
キャパ スタンディング約700名
ジャンル ロック、ポップス、ヒップホップ、オールジャンル
所在地 広島県広島市中区大手町1-1-26 広島パルコ 10F
アクセス 広島電鉄 八丁堀電停 徒歩3分 / 紙屋町西電停 徒歩5分
公式HP club-quattro.com/hiroshima

広島最大級のライブハウス。東京・大阪・名古屋と並ぶCLUB QUATTROグループの広島店で、パルコ10Fに位置する。700名のキャパは広島随一で、全国ツアーの中四国公演がここで行われることが多い。インディーズからメジャーまで幅広いアーティストが出演しており、広島の音楽シーンの顔ともいえる存在だ。ここに出ることを目標にしている地元バンドは多い。

広島Cave-Be(ケイブ・ビー)

項目 詳細
キャパ 約250名
ジャンル ロック、ポップス、パンク、オールジャンル
所在地 広島県広島市中区三川町10-21
アクセス 広島電鉄 八丁堀電停 徒歩5分
公式HP cave-be.jp

広島のインディーズシーンを支え続ける老舗ライブハウス。地元バンドの登竜門的な存在で、若手からベテランまで幅広いバンドが出演している。250名のキャパは出演者とお客さんの距離が近く、ライブ後に自然と交流が生まれる。広島でバンドメンバーを探すなら、まずここのライブを数本観て、シーンの空気を掴むことをおすすめする。

ナミキジャンクション

項目 詳細
キャパ 約200名
ジャンル ロック、ポップス、パンク、オルタナティブ
所在地 広島県広島市中区大手町1-4-14 上田ビルB1F
アクセス 広島電鉄 紙屋町西電停 徒歩3分
公式HP namikijunction.com

広島の並木通りエリアにある地下のライブハウス。ロック、パンク、オルタナティブを中心に、尖った音楽を発信し続けている。地元のインディーズバンドが育つ場所として、広島の若手バンドマンから厚い支持を受けている。対バンイベントが活発で、出演バンド同士のつながりからメンバーが見つかることも多い。

SECOND CRUTCH(セカンドクラッチ)

項目 詳細
キャパ 約150名
ジャンル ロック、ハードコア、パンク、メタル
所在地 広島県広島市中区三川町7-7 2F
アクセス 広島電鉄 八丁堀電停 徒歩5分
公式HP secondcrutch.com

広島のラウド系シーンを牽引するライブハウス。ハードコア、パンク、メタルを中心に、激しい音楽を追い求めるバンドが集まる。150名のキャパは熱気が凝縮される絶妙なサイズだ。ラウド系のメンバーを探しているなら、ここのイベントに足を運ぶのが近道だ。

流川エリア — 広島の夜の音楽街

ネオンが光る夜の繁華街
流川は広島最大の歓楽街。夜の街にライブハウスの音が響く(Photo: Unsplash)

流川は広島最大の歓楽街で、飲食店やバーが密集するエリアだ。このエリアにもライブハウスやライブバーが点在し、ライブの後にそのまま打ち上げに流れる広島のバンド文化の中心地でもある。

広島Back BEAT(バックビート)

項目 詳細
キャパ 約100名
ジャンル ロック、ブルース、R&B、ソウル
所在地 広島県広島市中区流川町
アクセス 広島電鉄 八丁堀電停 徒歩8分
公式HP backbEAT-hiroshima.com

流川エリアでロック、ブルース、R&Bを中心に営業するライブハウス。100名のアットホームなキャパで、演者との距離が近い。ブルースやソウルなど、ルーツミュージック好きのプレイヤーが集まる場所だ。コピーバンドの始め方で紹介した「まずはコピーから」の精神で、好きなアーティストのカバーバンドを始めるきっかけが見つかるかもしれない。

Live Juke(ライブジューク)

項目 詳細
キャパ 約150名
ジャンル ロック、ポップス、アコースティック、オールジャンル
所在地 広島県広島市中区薬研堀
アクセス 広島電鉄 八丁堀電停 徒歩7分
公式HP livejuke.jp

薬研堀エリアにあるライブハウス。オールジャンル対応で、バンドサウンドからアコースティックまで幅広い音楽を受け入れている。ブッキングの相談がしやすく、初めてライブハウスに出演する人にも敷居が低いのが特徴だ。

OTIS!(オーティス)

項目 詳細
キャパ 約80名
ジャンル ロック、ブルース、ファンク、ソウル
所在地 広島県広島市中区薬研堀
アクセス 広島電鉄 八丁堀電停 徒歩8分
公式HP otis-hiroshima.com

広島の薬研堀にあるライブバー。ブルース、ファンク、ソウルなどブラックミュージックを中心に、セッションイベントも開催している。80名の小さな箱だからこそ、演者同士が密に交流できる。ルーツミュージック好きなら、ここで出会える仲間との相性は間違いない。

ヲルガン座

項目 詳細
キャパ 約60名
ジャンル フォーク、アコースティック、実験音楽、ジャンルレス
所在地 広島県広島市中区十日市町1-4-32
アクセス 広島電鉄 十日市町電停 徒歩3分
公式HP worGAnza.com

十日市町にある、古民家を改装したユニークなイベントスペース。フォーク、アコースティック、実験音楽、演劇、映画上映などジャンルを超えた表現の場として独自の存在感を放っている。バンドサウンドだけが音楽ではない。こうした場所で出会うアーティストとのコラボレーションが、あなたの音楽の幅を広げてくれるかもしれない。

練習スタジオ — 広島のスタジオ事情

バンド活動に欠かせないのが練習スタジオだ。広島市内にはチェーン系のスタジオが少ない分、地元密着のスタジオが充実している。練習スタジオの選び方で紹介した基本を押さえつつ、広島のスタジオ事情を確認しよう。

スタジオASP

項目 詳細
料金目安 バンド練習 1時間 約1,500円〜
所在地 広島県広島市中区
アクセス 広島電鉄 八丁堀電停 徒歩圏内

広島市中区にあるリハーサルスタジオ。ライブハウスの密集する八丁堀エリアからアクセスしやすく、練習後にそのままライブを観に行ける立地が魅力だ。

サウンドスタジオV

項目 詳細
料金目安 バンド練習 1時間 約1,600円〜
所在地 広島県広島市中区
アクセス 広島市中心部

レコーディングにも対応したスタジオ。バンド練習だけでなく、デモ音源の制作やプリプロダクションにも活用できる。

広島 vs 他都市 スタジオ料金比較

項目 広島 大阪 東京
バンド練習(2時間) 約3,000〜5,000円 約3,500〜6,000円 約4,000〜8,000円
個人練習(1時間) 約500〜900円 約600〜1,000円 約800〜1,200円
深夜パック(5時間) 約4,500〜7,000円 約6,000〜9,000円 約8,000〜12,000円

バンド活動にかかるお金のリアルで紹介した通り、スタジオ代はバンド活動の最大の固定費だ。広島は東京に比べて3〜4割安い傾向にある。月4回2時間ずつ練習した場合、バンド4人で割れば1人あたり月々の負担はかなり軽い。浮いたお金をパート別の機材投資に回すのが賢い選択だ。

ジャムセッション — 広島で音楽仲間と出会う場所

ジャズバーの暖かい照明の中で演奏するミュージシャン
広島にはブルースやジャズのセッションで仲間と出会える場所がある(Photo: Unsplash)

広島市内にはセッションを開催しているライブバーやジャズスポットがある。

Jive(ジャイブ)

項目 詳細
ジャンル ジャズ、ブルース、ファンク
所在地 広島県広島市中区
アクセス 広島電鉄 八丁堀電停 徒歩圏内

広島市内で定期的にジャムセッションを開催しているジャズスポット。ジャズやブルースを中心に、腕自慢のプレイヤーが集まる。ロックバンドのメンバーを探している人も、セッションで出会ったジャズ畑のプレイヤーとの化学反応が新しい音楽を生むことがある。

OTIS!のセッションナイト

先ほど紹介したOTIS!では、不定期でセッションイベントが開催されている。ブルース、ファンク、ソウルが中心で、楽器を持ち込んで飛び入り参加できる。80名の小さな箱だからこそ、セッション後にそのまま「バンドやらないか?」という話が自然に生まれる場所だ。

広島のセッション情報は、各店舗のSNSや@jazz(アットジャズ)のセッション情報ページで確認できる。定期的にチェックして、気になるセッションがあれば楽器を持って飛び込んでみよう。

広島出身・ゆかりの有名バンド/アーティスト

ステージのスポットライトに照らされるマイクスタンド
広島は矢沢永吉、奥田民生、Perfumeなど数々のアーティストを輩出してきた(Photo: Unsplash)

広島からは日本の音楽シーンを代表するアーティストが数多く輩出されている。この街がどんな音楽を生み出してきたのかを知っておこう。

  • 奥田民生 — 広島県広島市出身。ユニコーンのボーカリストとしてブレイクし、ソロでも「さすらい」「イージュー★ライダー」など数々の名曲を生み出した。広島の音楽シーンの象徴的存在。肩の力の抜けたスタイルは、広島という街の空気そのものだ
  • 吉川晃司 — 広島県広島市出身。1984年にシングル「モニカ」でデビュー。ロック、ポップスの枠を超えたスケールの大きなパフォーマンスで知られる。布袋寅泰との「COMPLEX」でも一時代を築いた
  • Perfume — メンバー3人とも広島県出身。広島のアクターズスクール広島(ASH)出身で、地元広島で活動後に全国ブレイク。テクノポップの革新者として世界的にも知られる
  • ポルノグラフィティ — 広島県因島(現・尾道市)出身。「アゲハ蝶」「サウダージ」など大ヒット曲多数。瀬戸内の島から全国に羽ばたいたバンドの代表格だ
  • 世良公則 — 広島県福山市出身。「世良公則&ツイスト」として1977年デビュー。「あんたのバラード」「燃えろいい女」はロック歌謡の金字塔。広島からロックを全国に届けた先駆者だ
  • 矢沢永吉 — 広島県広島市出身。キャロルのメンバーとして1972年にデビューし、ソロでも「時間よ止まれ」など数々のヒット曲を持つ。日本のロックンロールの帝王として今なお現役。広島が生んだ最大のロックスターだ

矢沢永吉が広島から上京してキャロルを結成し、奥田民生がユニコーンで全国を席巻し、Perfumeが世界に飛び出したように、広島は「地方から全国へ」を実現してきた街だ。外国人が日本でバンドメンバーを見つける方法でも紹介したように、日本各地にはそれぞれの音楽文化がある。広島には、矢沢永吉のように「何もないところから這い上がる」ハングリーさを持ったプレイヤーが今もいる。

広島バンド活動のコスト全体像

ドラムセットのクローズアップ
広島は東京・大阪に比べてバンド活動のランニングコストを確実に抑えられる(Photo: Unsplash)
費目 月額目安 備考
スタジオ練習 3,000〜8,000円 月4回×2時間、メンバー割り勘
ライブ出演 0〜15,000円 チケットノルマ制の場合。ノルマなしイベントもあり
交通費 1,000〜4,000円 市内完結なら市電・バスで安い。岡山・山口からは新幹線
弦・消耗品 1,000〜3,000円 ギター弦月1〜2回交換想定
セッション参加 0〜3,000円 ライブバーのセッションイベント等
合計 5,000〜33,000円 東京より3〜4割安い

広島のバンド活動は、東京や大阪に比べてスタジオ代もライブのノルマも安い。特にスタジオ代は月に数千円の差が出る。広島市内で完結すれば交通費も抑えられる。市電の1日乗車券(700円)を使えば、スタジオとライブハウスの移動も効率的だ。

まとめ — 広島の音楽は「距離の近さ」が武器になる

私のバンド仲間のベーシストが広島にいると知った時、ふと思った。いい音楽は東京だけで生まれるわけではない。広島のような街には、東京にはない「距離の近さ」がある。

CLUB QUATTRO広島の700名キャパから、OTIS!の80名の小さな箱まで。広島のライブハウスは規模こそ東京に及ばないが、バンドマン同士が顔見知りになるスピードは、東京よりずっと速い。数回ライブに通えばスタッフに名前を覚えられ、出演バンドとの人脈ができ、「あそこのバンドがドラムを探しているよ」という情報が自然に耳に入ってくる。

矢沢永吉も奥田民生もPerfumeも、この街から出発した。彼らが証明したように、広島から全国に届く音楽は生まれ続けている

まずはMemboで広島のメンバー募集をチェックしてみてほしい。そして週末に八丁堀か流川のライブハウスに足を運んでみよう。広島の音楽シーンの「距離の近さ」が、あなたのバンド活動を加速させてくれるはずだ。

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