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三重でバンドメンバーを探す方法 — 四日市・津・松阪・伊勢の音楽シーン完全ガイド

2026/05/01

正直に言う。私は三重に行ったことがある。伊勢神宮の参拝だ。おはらい町でてこね寿司を食べた。それが私と三重の、ほぼ全てだった。

三重には、まだ行ったことがない

日本の街並みと路地
三重は東海と近畿の狭間に位置する。名古屋にも大阪にも、近鉄一本で出られる地理的優位性がある

正直に言う。三重には行ったことがない。伊勢神宮も、おはらい町も、まだだ。それでもこの記事を書こうと思ったのは、調べれば調べるほど三重が「知らなかった県」だったからだ。

四日市には1990年代から続くライブハウスがあり、松阪市からは西野カナ、亀山市からはナオト・インティライミ、鳥羽市からは渡瀬マキ(LINDBERG)と、三重は日本のポップス史に名を刻むアーティストを複数輩出している。行ったことがない県について書くのは、行ったことがある県について書くより緊張する。だからこそ、事実確認を徹底した。

東海と近畿の狭間にある三重は、名古屋と大阪、両方の音楽シーンと接続できる地理的優位性を持つ。名古屋でバンドメンバーを探す方法大阪でバンドメンバーを探す方法でも三重には触れられなかったが、三重は単独で語る価値がある。この記事では、三重でバンドメンバーを探す具体的な方法を、エリア別のライブハウス・スタジオ情報とともに解説する。

三重でバンドメンバーを探す5つの方法

三重でバンドメンバーを探す手段を、まず整理しておこう。

「バンドメンバー募集」とは、自分のバンドに欠けているパートのプレイヤー(ギタリスト・ドラマー・ベーシスト・ボーカル等)を新たに迎え入れるための活動全般だ。三重の場合、ライブハウスのフライヤーやスタジオ掲示板で行うアナログ型と、MemboやOURSOUNDSといったウェブサービスを使うデジタル型の2種類が主流になっている。三重は愛知・大阪の両方に近いため、隣県のミュージシャンと繋がれるのも大きな特徴だ。

バンドメンバー募集の基本的な流れ — 4ステップで整理する

「メンバー募集」と聞くと身構えがちだが、実際の流れは募集要項決定 → 投稿・検索 → 連絡 → 顔合わせ → 音合わせという4段階に整理できる。三重の場合、活動エリアを「四日市中心」にするか「津・松阪方面」にするかで、繋がれる相手の層が変わる。最初に自分の活動拠点を明確にしておくことが、三重での成功率を上げる鍵だ。

ステップ 具体的にやること 三重ならではのポイント
① 募集要項を決める パート、ジャンル、活動エリア(四日市/津/松阪/鈴鹿など)、目標(オリジナル or コピー)、活動頻度を整理する 三重は南北に長い。「四日市+鈴鹿」「津+松阪」のように活動圏を明示すると応募が絞れる
② 投稿・検索 Membo・OURSOUNDS等のサイトに投稿、もしくは既存の募集を検索 三重は人口が分散しているため、複数サイトへの並行投稿が特に重要
③ 連絡・メッセージ 気になる相手に短いメッセージで音源・SNSリンクを送る 長文より3〜5行+音源リンクの方が反応率が高い。愛知や大阪の人にも送ってみる
④ 顔合わせ・音合わせ 四日市か津のカフェで30分話す → スタジオで2時間 近鉄沿線で移動できるか確認する。名古屋から近鉄で四日市まで約35分なので、愛知のメンバーも呼びやすい

このフローは大阪・東京と基本的に同じだ。詳しいコツはバンドメンバーが見つからない人の共通点でも解説している。

1. メンバー募集サイト・アプリを使う

もっとも手軽で効率的な方法だ。Memboなら、三重県や四日市市・津市・松阪市で絞り込んだメンバー募集を一覧で見られる。ジャンル、パート、年齢層まで指定できるので、「三重 × ロック × ドラム募集」のようにピンポイントで探せる。

三重は近鉄沿線で南北に繋がっている。「三重県」全体で検索すると四日市から伊勢まで広がりすぎるので、まず「沿線(近鉄名古屋線/近鉄大阪線)」で絞り込んで、通いやすいエリアのメンバーを探すのが実用的だ。

Memboを三重で効果的に使う3つのコツ

  1. プロフィールに活動エリアを明示する: 「四日市市・鈴鹿市近辺」「津市・松阪市近辺」のように具体的に書く。三重は広いので、エリアが合わないと練習場所で揉める原因になる
  2. 愛知・大阪にも範囲を広げる: 三重だけで探してヒットが少なければ、名古屋や大阪まで広げると一気に候補が増える。近鉄特急で名古屋〜四日市は約35分、大阪難波〜四日市は約1時間20分なので、遠距離バンドも現実的に成立する
  3. 8言語対応を活かす: 三重には外国人労働者・技能実習生が多く在住している(四日市周辺の製造業関係)。英語・中国語・ポルトガル語話者とのセッションを求めるなら、Memboの多言語機能が効く

2. ライブハウスに通う

三重のライブハウスシーンは、四日市市に集中している。四日市に足を運んでライブを観て、終演後に出演者やお客さんに声をかけるのが、三重では一番自然な出会い方だ。ブッキングライブへの出演方法はライブハウスに出演する方法も参考にしてほしい。

3. ジャムセッションに参加する

三重でジャムセッションに参加したいなら、四日市のライブハウスや名古屋のセッション店まで足を延ばすのが現実的だ。名古屋のジャズシーンは東海エリアで最大規模で、四日市からのアクセスも良い。ジャムセッション初心者ガイドでも書いたが、セッションは「この人と一緒に演奏したい」が直感的にわかる場所だ。三重在住でも名古屋のセッション常連になっているミュージシャンは珍しくない。

4. 練習スタジオの掲示板

四日市・津・鈴鹿の練習スタジオには、ロビーにメンバー募集の掲示板が設けられていることが多い。同じスタジオを使う人同士なら練習場所で揉めることもなく、自然と顔見知りになれる。スタジオ選びの詳細は全国練習スタジオガイドを参照してほしい。

5. 楽器店のイベント・ワークショップ

四日市には島村楽器 イオンタウン四日市泊店があり、楽器販売に加えてレンタルスタジオや音楽教室も運営している(近鉄あすなろう鉄道「泊駅」徒歩5分)。店員に「メンバー探しているんですが」と相談すると、常連のミュージシャンを紹介してくれることもある。ワークショップや体験イベントへの参加も、同じ志を持つ仲間と出会う機会になる。

四日市エリアのライブハウス

ライブハウスのステージ照明
四日市は三重県最大の都市。ライブハウス文化の中心地として機能している

三重県のライブハウスシーンの中心は、JR・近鉄の両線が乗り入れる四日市市だ。名古屋から近鉄で約35分という立地から、愛知のミュージシャンも対バン相手として集まる。

CLUB CHAOS(クラブカオス

項目 詳細
住所 〒510-0074 三重県四日市市鵜の森1-3-20 2F
電話 059-354-9011
メール info@clubchaos.jp
特徴 三重県四日市市のライブハウス。ライブ開催日以外はBAR営業(予約制)も対応
公式HP clubchaos.jp

CLUB CHAOSは四日市市鵜の森に構えるライブハウスだ。三重県内では数少ない、定期的にブッキングライブを組んでいる会場の一つ。2026年5月時点でもライブスケジュールが組まれており、グッズ販売やホールレンタルにも対応している。「四日市でバンドをやる」ならまずここのスケジュールをチェックすることになる。

その他の四日市エリアの音楽スポット

四日市には他にも小箱・バーライブ形式の音楽スポットが存在する。インターネット上での情報が少ない場所も多いため、CLUB CHAOSのスタッフや出演者に「他に使えるハコはありますか」と聞いてみるのが確実だ。口コミで繋がる小さな会場が、三重のバンドシーンを支えている。

津・松阪・鈴鹿・伊勢のシーン

エレキギターを弾くミュージシャン
三重は南北に長く、各エリアに独自の音楽コミュニティが育っている

津(県庁所在地)

三重県の県庁所在地・津市は、四日市より南に位置する。県庁・行政機関が集まる都市だが、音楽シーンの規模は四日市より小さい。ライブハウスは少ないが、市内の練習スタジオや楽器店を起点にバンドコミュニティが存在する。津市は近鉄大阪線・名古屋線の両方が通るため、大阪・名古屋双方のミュージシャンと繋がりやすい。

島村楽器の津店について事前に公式URLを確認したが、2026年5月時点で当該ページが確認できなかったため、詳細は島村楽器公式サイトで最新情報を確認してほしい。

松阪(西野カナの故郷)

松阪市は、シンガーソングライター西野カナの出身地として知られる。松阪牛の産地として有名だが、音楽面でも「西野カナを輩出した街」というプライドがある。市内の音楽スクールや文化施設を中心に、地元の音楽コミュニティが育っている。近鉄大阪線沿線で、名古屋・大阪両方向からのアクセスが可能だ。

鈴鹿(F1サーキットの街の音楽)

鈴鹿サーキットで世界的に知られる鈴鹿市は、四日市市の南隣に位置する。製造業が盛んで若い世代の人口が多く、バンド活動の土台となる人材層は厚い。四日市のCLUB CHAOSまで近鉄線で15分程度の距離なので、四日市のシーンに参加しながら鈴鹿を拠点にするケースも多い。

伊勢(神宮と音楽の共存)

伊勢市は年間を通じて観光客が訪れる地だが、地元のバンドシーンは小規模だ。伊勢志摩を中心とした観光業が盛んなこともあり、地元ミュージシャンが観光地のバーやカフェでライブをする文化がある。本格的なバンドメンバーを探すなら、伊勢単独では難しく、近鉄特急で四日市(約1時間)や名古屋(約1時間50分)を視野に入れる必要がある。

エリア別まとめ

エリア 特色 四日市からの移動時間
四日市 三重最大の音楽シーン。CLUB CHAOSを核にバンド文化が集積
鈴鹿 製造業×若年層、四日市シーンに参加しやすい立地 近鉄で約15分
県庁所在地、小規模コミュニティ。大阪・名古屋双方向アクセス可 近鉄で約25分
松阪 西野カナの故郷。音楽スクール中心のコミュニティ 近鉄で約40分
伊勢 観光地バー・カフェ文化。本格バンドは四日市・名古屋に出る 近鉄特急で約60分

三重の練習スタジオ

練習スタジオのドラムセットと機材
三重のスタジオ料金は東京・大阪より2〜3割安い。コスパよくバンド活動ができる

三重のスタジオ料金は大都市圏より安い。「スタジオ代を気にせず練習できる」のは、地方でバンドをやることの大きなメリットの一つだ。バンド活動にかかるお金のリアルでも解説しているが、スタジオ代は月々の固定費として積み重なる。三重の割安さは、長期的に見て大きな差になる。

スタジオ料金比較(東京・大阪・三重)

都市 個人練習(1時間) バンド練習(1時間) 東京との差
東京(渋谷・新宿周辺) 800〜1,200円 2,200〜3,500円
大阪(梅田・難波周辺) 600〜1,000円 1,500〜2,500円 約2割安
名古屋(栄・金山周辺) 650〜1,000円 1,600〜2,800円 約2割安
三重(四日市・津周辺) 500〜900円 1,400〜2,500円 約2〜3割安

三重のスタジオ料金は東京より2〜3割安い。月4回・1回2時間のバンド練習で比較すると、東京では月17,600〜28,000円かかるところ、三重なら月11,200〜20,000円程度で済む。年間にすると数万円規模の差だ。

四日市市内には個人が運営するリハーサルスタジオが複数あり、島村楽器イオンタウン四日市泊店のレンタルスタジオも選択肢の一つとなっている。事前に各スタジオのウェブサイトや電話で料金・空き状況を確認することをお勧めする。

三重出身の有名アーティスト

コンサート会場のステージ照明
三重は日本のポップス史に名を刻むアーティストを複数輩出している

三重が「通過する県」ではないことを示す証拠の一つが、三重出身アーティストの顔触れだ。

アーティスト 出身地 代表曲・特徴
西野カナ 松阪市 「会いたくて 会いたくて」「Best Friend」など。2010年代の日本の女性ポップスシーンを代表するアーティスト
ナオト・インティライミ 亀山市 「WONDER WONDER」「涙そうそう(カバー)」など。ラテン・レゲエ・J-POPを融合したスタイル
渡瀬マキ(LINDBERG) 鳥羽市 「今すぐKiss Me」「BELIEVE IN LOVE」など。1990年代のバンドブームを代表するLINDBERGのボーカル
平井堅 名張市育ち 「瞳をとじて」「KISS OF LIFE」など。三重県名張市で育ったR&Bシンガー

松阪市から西野カナ、亀山市からナオト・インティライミ、鳥羽市から渡瀬マキ(LINDBERG)、名張市育ちの平井堅 — 三重は県北部から南部・西部まで、地域をまたいでアーティストを輩出している。特定の都市に集中するのではなく、三重県全体に音楽人を育てる土壌が広がっているとも言える。

LINDBERGは1980年代後半〜1990年代のバンドブーム全盛期を走ったバンドだ。渡瀬マキの出身地・鳥羽市は伊勢志摩国立公園の中にある小さな港町で、そこからメジャーシーンに飛び出したことは、三重という県がいかにアーティスト志望の若者を育てる環境を持っているかの証左だ。

東海・近畿からのアクセス — 名古屋・大阪・京都と三重

近鉄特急電車
近鉄特急は三重と大阪・名古屋を直結する。バンドの活動圏を広げる重要なインフラだ

三重の最大の強みは、近鉄特急一本で名古屋・大阪・京都の両方向に出られる地理的立地だ。三重のミュージシャンが名古屋や大阪のシーンに参加したり、逆に名古屋・大阪のミュージシャンを三重の練習に呼んだりするのが現実的に成立する。

主要都市からのアクセス比較(四日市基準)

出発地 移動手段 所要時間(目安) バンド活動への活用
名古屋 近鉄名古屋線 特急 約35分 名古屋のドラマー・ベーシストを四日市の練習に呼ぶ。週1練習でも十分現実的
大阪(難波) 近鉄大阪線 特急 四日市まで約1時間20分 大阪のメンバーと月2回の練習なら成立可。津・松阪はさらに近い
京都 近鉄京都線→大阪線 特急 四日市まで約1時間50分 月1回の合同練習・ライブ遠征レベル。京都のシーンとの交流にも使える

特に名古屋との距離感は、三重でバンドをやる上で最大の武器だ。近鉄特急で35分は、東京の山手線の端から端を乗り通すより短い。名古屋でバンドメンバーを探す方法と組み合わせて、名古屋のメンバーを三重に呼ぶという発想で選択肢が一気に広がる。

大阪でバンドメンバーを探す方法では、大阪の練習スタジオ料金や主要ライブハウスを解説している。三重から大阪へ遠征する、あるいは大阪のメンバーを三重に呼ぶ、いずれのパターンも近鉄が可能にしてくれる。

三重を拠点にした広域バンド活動の現実的な組み方

  • 週1練習パターン: 四日市スタジオ使用。名古屋在住メンバーは近鉄で35分。地元三重のメンバーと愛知のメンバーが混在するバンドが成立する
  • 月2回練習パターン: 大阪・京都在住メンバーも現実的に参加できる。スタジオ代の安さが長距離移動のコスト増を補う
  • 遠征ライブパターン: 三重でレパートリーを固めて、名古屋・大阪のライブハウスに遠征出演。三重バンドが両方向の大都市シーンにアクセスできる

三重で使える主なメンバー募集サービス

サービス 特徴 三重での向き不向き
Membo 多言語対応(日英中韓)、エリア指定検索、無料 三重在住の外国人技能実習生・労働者とも繋がれる。近鉄沿線での広域検索が強い
OURSOUNDS 国内最大級の登録数、無料、ジャンル絞り込みが詳細 三重の若手ロック・ポップス系で活発。20〜30代中心
Music365 年齢層やや高め、社会人バンド多め、無料 40代以上の社会人バンド・アコースティック系に強い。三重の週末バンド活動向き
ジモティー(地域カテゴリ) 地域密着、無料、楽器売買とも兼用 四日市市・鈴鹿市限定で探したい時に有効
X(旧Twitter)ハッシュタグ 「#三重バンドメンバー募集」「#四日市バンド」等で検索 リアルタイム性が高い。三重のバンドシーン情報も流れてくる

三重での実践的な使い分け: まずはMemboのメンバー募集ページ+OURSOUNDSの2本柱に投稿する。40代以上・社会人バンドなら Music365 を追加。超ローカルで探すならジモティー、即レス重視ならX。複数サイトに並行投稿することで、三重での出会いの成功率が上がる。

まとめ — 東海と近畿の交差点で、音楽の可能性を広げる

ライブの観客とステージ
三重は東海・近畿の両方向に繋がれる。バンド活動の活動圏を広げるには絶好の立地だ

三重には行ったことがある。でも音楽界隈は知らなかった。この記事を書きながら、私が知らなかった三重の顔が少しずつ見えてきた。西野カナが育った松阪の空気。渡瀬マキが「今すぐKiss Me」を世に送り出す前に歌っていた、鳥羽の港町の夜。四日市のCLUB CHAOSで出演者同士が名刺を交換する瞬間。

三重は「通過する県」ではない。東海と近畿、両方のシーンに接続できる地理的優位性と、大都市より安いスタジオ料金が、バンド活動の「コスパ」を高めてくれる。

三重でバンドメンバーを探すなら、まずMemboのメンバー募集ページをチェックしてみてほしい。三重県内の募集はもちろん、近鉄沿線で繋がる名古屋・大阪方向まで広げた検索ができる。8言語対応なので、三重に多く住む外国人ミュージシャンにもリーチできる。

三重でのバンド活動に興味が出てきたなら、周辺エリアのガイドも合わせて読んでほしい。

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