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群馬でバンドメンバーを探す方法 — 高崎・前橋・桐生の音楽シーン完全ガイド

2026/04/15

群馬は「ロックの聖地」だった。BOØWY・BUCK-TICK・back numberを生んだ高崎を中心に、前橋・桐生のライブハウス9会場、練習スタジオ、セッション情報を網羅。群馬3Bの歴史からGFESTまで、群馬の音楽シーンを徹底ガイド。

群馬は、私の母の故郷だ

山に囲まれた日本の田園風景
群馬県は山に囲まれた内陸県。だが、その大地からは日本ロック史に刻まれるバンドが次々と生まれた

群馬は、私の母の故郷だ。ただ、母の実家は山の中にあって、バンド活動や音楽シーンとは無縁の場所だった。子どもの頃に何度か訪ねたが、記憶は緑の山と川と、静かな集落だ。

だからこそ、今回「群馬の音楽シーン」を調べることが楽しみだった。母の故郷に、どんな音楽の空気が流れているのかを知りたかった。

調べて、驚いた。

高崎は「ロックの聖地」だった。

BOØWY、BUCK-TICK、back number — 日本のロック史に名を刻む3つのバンドが、この街から生まれていた。地元メディアがこの3組を「群馬3B」と呼ぶほど、高崎と群馬は日本のロックシーンと深く結びついている。

母の故郷に、こんな豊かな音楽の土台があったとは。この記事を書きながら、嬉しい驚きを覚えた。群馬でバンドメンバーを探しているあなたに、この記事が役に立てば幸いだ。

群馬でバンドメンバーを探す5つの方法

スマホでメンバー募集サイトを検索する人
メンバー募集サイトを使えば、ジャンル・パート・エリアで絞り込んで探せる

1. メンバー募集サイトを使う

まず試してほしいのが、Memboのメンバー募集ページだ。ジャンル・エリア・パートで絞り込んで、群馬で活動中のミュージシャンを探せる。8言語対応なので、群馬在住の外国人ミュージシャンとも繋がれる。前橋市・高崎市は外国人住民が比較的多く、海外出身のミュージシャンとの出会いのチャンスもある。

メンバー募集サイトの比較や使い方はバンドメンバーが見つからない人の共通点5つと解決策で詳しく解説している。

2. ライブハウスに通う

高崎・前橋のライブハウスに出演バンドを観に行き、対バンのメンバーと話をするのが最も自然な出会い方だ。群馬のバンドシーンは「顔見知りのコミュニティ」感が強い。何度も顔を出せば、自然に声をかけてもらえる。

3. セッションイベントに参加する

Club JAMMERSのブルースセッション(毎月第1金曜)や桐生VAROCKのオープンマイク(毎月第2金曜)など、飛び入り参加できるイベントが定期的に開催されている。技術よりも参加することの方が大切で、初めてでも歓迎してくれる雰囲気だ。ジャムセッションの始め方も参考にしてほしい。

4. 練習スタジオの掲示板をチェック

ダストボウル高崎など、地元のスタジオには手書きのメンバー募集チラシが掲示されていることが多い。スタジオのスタッフに「メンバー探してます」と伝えておくのも有効だ。練習スタジオの選び方も合わせて読んでほしい。

5. 楽器店のイベントに参加する

島村楽器けやきウォーク前橋店などの楽器店は、定期的にワークショップや弾いてみた会を開催している。同じ楽器を弾く仲間と出会える場として機能していて、バンド仲間探しにも使える。

高崎エリアのライブハウス6選 — 「ロックの聖地」の核

薄暗いライブハウスのステージ照明
高崎のライブハウスは、BOØWY・BUCK-TICKを生んだ土地の空気を今も受け継いでいる

1. 高崎TRUST55(トラスト55)

項目 詳細
住所 高崎市(高崎駅西口徒歩7分)
キャパシティ 約100人
開業 1985年
特徴 弾き語り・インディー系中心の老舗。40年の歴史
URL http://trust55.music.coocan.jp/

1985年創業の老舗ライブハウス。BOØWY世代のバンドマンが若い頃から通い続けた伝説の箱で、弾き語りからバンドまで幅広いジャンルの出演者を受け入れている。40年以上続く歴史が醸し出す空気は、他では得られない。

2. Club JAMMERS(クラブジャマーズ)

項目 詳細
住所 高崎市鞘町31-1
キャパシティ 約300人
特徴 北関東最大級の広さ。毎月第1金曜にブルースセッション開催
URL https://jammers.jp/

キャパ約300人は北関東随一の広さを誇る。高崎の音楽シーンの中核を担うライブハウスで、大型イベントからインディーズのブッキングライブまで幅広く対応。毎月第1金曜夜に定期ブルースセッションを開催しており、ギタリスト・キーボーディスト・ベーシストが集まる。飛び入り歓迎なので、初めての人でも参加しやすい。

3. GUNMA SUNBURST(グンマサンバースト)

項目 詳細
住所 高崎市連雀町22
キャパシティ 約100人
開業 2008年
特徴 音響・照明・レコーディング設備充実。複合型スペース
URL https://gunmasunburst.com/

2008年開業のライブハウス&スタジオ複合施設。ライブパフォーマンスだけでなく、レコーディングにも対応できる設備を持つ。「出演した相手と一緒にレコーディングしよう」という流れになりやすい環境が、メンバーの縁を深める。

4. the Groove TAKASAKI(ザ・グルーヴ タカサキ)

項目 詳細
住所 高崎市連雀町134
キャパシティ 15〜20人(密着型)
開業 2022年秋
特徴 定期Open Mic開催。自主レーベル「Groove Records」
URL https://thegroovetakasaki.com/

2022年秋にオープンした新しいスペース。キャパ15〜20人という密着型の空間で、出演者と観客の距離が限りなく近い。定期的なOpen Mic Partyを開催しており、バンドの枠を超えたジャンルレスな音楽家が集まる。自主レーベル「Groove Records」も主宰しており、ここから生まれた縁がそのままリリースにつながるケースもある。

5. 高崎REFUGE(レフュージ)

項目 詳細
住所 高崎市新田町4-11(ダストボウル高崎6F)
キャパシティ 約120人
特徴 大型スクリーン+バーカウンター付き楽屋。スタジオ同ビル

北関東最大級の音楽複合施設「ダストボウル高崎」の6階に入居するライブハウス。大型スクリーンとバーカウンター付きの楽屋は、出演バンド同士が打ち上げまで同じ空間で過ごせる設計だ。練習スタジオが同ビルにあるため、「リハしてそのまま本番」という動線が整っている。

6. SLOW TIME cafe(スロータイム・カフェ)

項目 詳細
住所 高崎市鞘町82
開業 2006年(2026年6月に20周年)
特徴 アートブックショップ併設のカフェ。畠山美由紀・高野寛等出演
URL https://slowtime-cafe.com/

2006年創業のアートブックショップ併設カフェ&ライブスペース。2026年6月に20周年を迎える高崎の文化の拠点だ。畠山美由紀、高野寛といった名のあるアーティストが出演してきた。ロックよりもシンガーソングライター・フォーク・ジャズ系の音楽家が集まる傾向があり、異ジャンルのミュージシャンとの出会いに向いている。

前橋エリアのライブハウス2選

7. 前橋DYVER(ダイバー)

項目 詳細
住所 前橋市本町1-7-3
キャパシティ 約200人
特徴 前橋の中核ライブハウス。対バン中心のブッキングライブ多数
URL http://dyver.jp/

前橋の音楽シーンの中核を担うライブハウス。キャパ200人は前橋最大規模で、インディーズバンドの対バンイベントを中心に年間を通じてブッキングライブが組まれる。高崎からのアクセスも良く、群馬全域からバンドマンが集まる場所だ。

8. 前橋Accuracy(アキュラシー)

項目 詳細
住所 前橋市前箱田町202-2
キャパシティ 約150人(小ホール30人も有)
開業 2002年
特徴 ライブハウス+リハスタ複合。Dスタジオ(小ホール)あり

2002年開業のライブハウス&リハーサルスタジオ複合施設。本番用の150人キャパのホールに加え、30人規模の小ホール「Dスタジオ」があり、小規模なライブやリハーサルにも柔軟に対応できる。スタジオが同施設内にあるため、「リハーサルを一緒に使ってるうちに意気投合」というパターンも生まれやすい。

桐生エリアのライブハウス

9. 桐生VAROCK(バロック)

項目 詳細
住所 桐生市末広町5-16 B1F
交通 桐生駅徒歩3分
開業 1983年
特徴 40年超の老舗。毎月第2金曜「VAROCKナイト」オープンマイク開催
URL https://www.varock.jp/

1983年創業、今年で43年目を迎える桐生最古のライブハウス。地下1階という立地が生み出す独特の空気の中で、ロック・メタル・DJからお笑いまでジャンルレスなイベントが繰り広げられる。毎月第2金曜夜の「VAROCKナイト」はオープンマイクスタイルで、初出演の人でも歓迎される雰囲気だ。桐生駅から徒歩3分というアクセスの良さも魅力で、電車で来られるのは群馬では貴重だ。

バンドのライブパフォーマンス
群馬のライブハウスは「顔見知りのコミュニティ」感が強い。通い続けることで自然に輪が広がる

群馬の練習スタジオ

ダストボウル高崎

北関東最大級の6階建てミュージックサロン。スタジオ7室を擁し、会員料金1,500円/h、一般1,900円/h。個人練習は500円〜と割安で、日常的に使いやすい。駐車場4台分が無料なのは、車移動が前提の群馬では嬉しい配慮だ。同ビル6Fに高崎REFUGEが入居しており、練習からライブまで一棟で完結できる。

島村楽器 けやきウォーク前橋店

2室のリハーサルスタジオを併設。1,210〜1,760円/hで、商業施設内という利便性が高い。スタジオを借りるついでに弦やピックを買えるのは小さな便利さだが、積み重なると助かる。ショップスタッフに「メンバー探してます」と伝えておくと、情報が回ってくることもある。

群馬 vs 東京 スタジオ料金比較

項目 群馬(高崎・前橋) 東京(新宿・渋谷)
スタジオ1時間(会員) 1,500〜1,760円 2,200〜3,300円
スタジオ1時間(一般) 1,900〜2,100円 2,500〜3,500円
月4回×3時間のコスト 18,000〜21,120円 26,400〜39,600円
月額節約額(目安) 〜21,600円高い

スタジオ代だけで見ても、群馬は東京より3〜5割安い。東京から群馬に引っ越すバンドマンも少なくないが、コスト面ではその判断も十分合理的だ。詳しい費用感はバンド活動にかかるお金のリアルを読んでほしい。

群馬のジャムセッション情報

会場 内容 開催タイミング
Club JAMMERS ブルースセッション(ギター・ベース・ドラム・鍵盤歓迎) 毎月第1金曜
桐生VAROCK VAROCKナイト(ジャンルフリー・オープンマイク) 毎月第2金曜
K-NOTE(高崎市上豊岡町) ジャズセッション(毎週日曜) 毎週日曜

ジャムセッションは、メンバー探しの最短ルートの一つだ。楽器を持って飛び込めば、その日のうちに「また一緒にやろう」という声が掛かることもある。詳しい参加方法はジャムセッションの始め方で解説している。

群馬出身のアーティストたち — 「群馬3B」と日本のロック史

エレキギターを手にするミュージシャン
BOØWY、BUCK-TICK、back number — 高崎・群馬が生んだ「群馬3B」は日本ロック史に永遠に残る

群馬が「ロックの聖地」と呼ばれる最大の理由は、以下の3バンドにある。地元メディアが愛情を込めて「群馬3B」と呼ぶ顔ぶれだ。

アーティスト 出身地 代表曲・特徴
BOØWY 高崎市(氷室京介・布袋寅泰・松井常松) 「MARIONETTE」「B・BLUE」。1981年高崎で結成。日本ロック界の伝説
BUCK-TICK 藤岡市・高崎市(全員群馬出身) 「スピード」「ROMANCE」。1984年藤岡高校の仲間で結成
back number 太田市・伊勢崎市 「クリスマスソング」「花束」。ミリオンセラー連発

BOØWYについては、氷室京介・布袋寅泰・松井常松の3人が高崎市出身(ドラムの高橋まことは福島県出身)。1981年に高崎で結成され、東京進出後に日本のロックシーンを塗り替えた。解散から38年以上が経つ今もカリスマ的な人気を誇り、高崎市は公式に「拝啓BOØWY様」ページを制作するほどの地元の誇りとなっている。

BUCK-TICKは、メンバー全員が群馬出身という純粋な群馬のバンドだ。藤岡市出身の櫻井敦司・今井寿・星野英彦、高崎市出身の樋口豊・ヤガミトールが藤岡高校の仲間として1984年に結成。2023年に櫻井敦司が急逝するまで40年近く現役で活動し続けた。

back numberは清水依与吏が太田市、小島和也・栗原寿が伊勢崎市出身。「クリスマスソング」は2024年もSpotify年間チャートに入るなど、今も息の長い人気を誇る。

この他にも、群馬出身のアーティストは多い。

アーティスト 出身地 特徴
布袋寅泰(ソロ) 高崎市 BOØWY解散後もソロで活躍。2020年東京パラリンピック開会式で演奏
G-FREAK FACTORY 群馬出身メンバーが中心 レゲエ×ロック「DREAD ROCK」の先駆者。1997年結成
FOMARE 伊勢崎市・前橋市 Gメッセ群馬で自主フェス「FOMARE大陸」開催

群馬の音楽シーンには「地元からロックスターが生まれる」という自負がある。高崎でバンドを始めることは、そのDNAに触れることでもある。

GFEST — 群馬県公認の音楽フェス

2023年から毎年開催されているGFEST(グンマ・フェスティバル)は、群馬県が全面サポートし、スペースシャワーエンタテインメントが主催する本格的な音楽フェスだ。会場は高崎市のGメッセ群馬。

GFEST.2026は2026年10月10日・11日の2DAYS開催が予定されている。地元バンドも出演できる枠があり、フェス期間中は各地からミュージシャンが集まる。「フェスで出会ったメンバーと一緒にバンドを組んだ」という話がリアルに起こる場所だ。

メンバー募集サービス比較

サービス 特徴 群馬での強み
Membo 8言語対応・地図検索・外国人ユーザー多数 群馬の外国人コミュニティにもリーチ可能
OURSOUNDS バンド向け専門サイト。詳細なプロフィール設定 ジャンル・パートで細かく絞り込める
with9 月額課金型。真剣なメンバー募集向け 連絡が取りやすい
BBS(掲示板) 無料で書き込める。ローカル色が強い 高崎・前橋地域のスレッドあり
ジモティー 地域コミュニティサービス。無料 群馬県内の地元感が強い

外国人メンバーも視野に入れているなら外国人が日本でバンドメンバーを見つける方法も読んでほしい。Memboなら日英中韓など8言語でプロフィールを書いたメンバーと繋がれる。

群馬向け募集文の書き方

群馬でメンバーを募集するときに押さえておきたい最大のポイントが「移動手段」だ。公共交通機関が発達していない群馬では、車の有無が活動範囲を大きく左右する。

項目 良い例 悪い例
活動エリア 「高崎駅周辺中心。車OK、電車の方も応相談」 「高崎近辺」(漠然すぎる)
移動手段 「車移動前提だが、高崎駅からのアクセスも考慮します」 移動手段への言及なし
スタジオ指定 「ダストボウル高崎またはJAMMERS近くで練習予定」 スタジオの記載なし
対象エリア 「群馬全域、栃木・埼玉北部の方もOK」 「群馬県内の方限定」(狭すぎる)
頻度 「月2回・週末昼間の練習が中心」 「週1以上」(社会人には厳しい)

群馬は「車社会」という点を前提に、移動のハードルを下げる書き方をすると応募が来やすい。「電車でも来られる」と明記するだけで、東京方面からのメンバー候補も拾える可能性がある。ドラマー不足の実態と見つけ方も合わせて読むと、パートごとの探し方がわかる。

スタジオでバンドが一緒に演奏している風景
メンバーが見つかったら、まずスタジオで一緒に音を出すことから始めよう

群馬でのバンド活動コスト全体像

項目 最低限 標準 しっかり活動
スタジオ代(月4回×3時間) 18,000円 21,120円 25,000円
ライブ出演(ノルマ/月1〜2回) 0円 5,000円 15,000円
交通費(ガソリン代含む) 2,000円 4,000円 8,000円
交際費(打ち上げ等) 2,000円 5,000円 10,000円
合計 約22,000円 約35,000円 約58,000円

東京と比べてスタジオ代が3〜5割安い群馬は、バンド活動のランニングコストを大幅に抑えられる。ただし車を使う機会が多い分、ガソリン代や駐車場代が加算される点は計算しておこう。月々のコスト感の詳細はバンド活動にかかるお金のリアルに詳しくまとめている。

ライブハウスへの出演費用についてはライブハウスに出演する方法 — ブッキングからノルマまでを読んでほしい。群馬の小〜中規模ハコはノルマが比較的低めに設定されていることが多い。

隣県との広域連携という選択肢

群馬の北関東・首都圏に隣接する地理を活かした動き方も有効だ。

隣県 主要都市 アクセス(高崎から) 連携のメリット
埼玉 大宮・川越・所沢 新幹線・高速で1時間 人口が多く候補が増える。対バンの機会が広がる
栃木 宇都宮 高速で1〜1.5時間 北関東の音楽ネットワーク
長野 上田・長野 新幹線で20〜40分 新幹線が通じているため意外とアクセスしやすい
東京 上野・新宿 新幹線で50分〜 東京在住メンバーとの合流拠点として高崎を使う

埼玉のバンドシーンとの繋がりについては埼玉でバンドメンバーを探す方法も参考になる。高崎〜大宮は新幹線で30分程度なので、「群馬在住×埼玉で活動」という形も十分現実的だ。

メンバーが見つかったら — 最初のスタジオ練習

メンバーが集まったら、まずスタジオで一緒に音を出すことが第一歩だ。最初の練習で意識してほしいポイントをまとめた。

最初に合わせる曲の選び方はコピーバンドの始め方初心者バンドの始め方 完全ガイドで詳しく解説している。「何から始めるか」で迷っている人はこれを読んでほしい。バンドの練習の進め方についてはスタジオで効率よく合わせるコツも参考になる。

音楽性の違いや方向性で揉めそうになったら、バンドの音楽性の違いで揉めない方法を読んでほしい。事前に確認しておくべき5項目を解説している。

群馬3Bが音楽シーンに与えた影響

群馬県、とりわけ高崎市からは日本のロック史を塗り替えたバンドが次々と生まれた。「群馬3B」と呼ばれるBOØWY・BUCK-TICK・back numberの3組は、それぞれ異なる時代に異なるジャンルで頂点を極めている。

バンド 結成 出身 功績・影響
BOØWY 1981年 高崎市 氷室京介(高崎)と布袋寅泰(高崎)を中心に結成。1987年解散までにロックバンドブームの礎を築く。「B・BLUE」「Marionette」等のヒットで日本のロックを大衆に届けた先駆者
BUCK-TICK 1983年 藤岡市・高崎市 群馬県立藤岡高校の同級生で結成。ビジュアル系の先駆けとして後続バンドに多大な影響。2023年に櫻井敦司が逝去するまで40年間メンバー変更なしで活動を続けた
back number 2004年 太田市・伊勢崎市 清水依与吏(太田市)を中心に伊勢崎で結成。「水平線」「アイラブユー」等の国民的ヒットで2020年代を代表するバンドに。NHK紅白歌合戦に複数回出場

なぜ群馬からこれほどのバンドが生まれたのか。理由の一つは高崎の音楽環境にある。人口37万人の都市に9軒以上のライブハウスが密集し、若いバンドが経験を積む場が豊富だ。さらに高崎駅から東京駅まで新幹線で約50分。地元で腕を磨きながら東京のシーンにもアクセスできるこの距離感が、多くのミュージシャンを育てた。

こうした土壌があるからこそ、現在もG-FREAK FACTORYやFOMAREといったバンドが群馬から全国へ発信を続けている。あなたが群馬でバンドを始めるなら、この伝統の中に飛び込むことになる。

ライブハウス出演・セッション参加の具体的手順

群馬のライブハウスやセッションに参加するには、それぞれの会場に合った方法で問い合わせる必要がある。以下に主要会場の出演・参加方法をまとめた。

ライブハウス出演(ブッキング)の手順

群馬のライブハウスへの出演は、基本的に以下の流れで進む。詳しい手順は「ブッキングとは?ライブハウス出演の方法とノルマ完全解説」も参考にしてほしい。

  1. 音源を用意する — スタジオ録音やスマホ録音でもいい。3〜4曲あれば十分
  2. 会場の公式サイトやSNSから問い合わせる — TRUST55やGUNMA SUNBURSTはWEBサイトに出演申込フォームがある。Club JAMMERSはメールまたは電話で受付
  3. 音源とプロフィールを送る — ジャンル、活動歴、メンバー構成、希望日程を添える
  4. ブッキング担当から返信を待つ — 通常1〜2週間。対バンイベントへの参加が決まれば、チケットノルマや当日の流れが案内される

群馬のライブハウスは東京と比べてノルマが低め(15〜20枚、1枚1,500〜2,000円が相場)で、初めてのライブ出演にも挑戦しやすい環境だ。

セッション・オープンマイク参加ガイド

会場 開催日 ジャンル 参加費目安 持ち物 申込方法
Club JAMMERS(高崎) 毎月第1金曜 ブルース・ロック 1,500〜2,000円(1ドリンク付き) 楽器持参推奨(ドラム・アンプは常設) 当日飛び込みOK。初回は事前にSNSまたは電話で確認すると安心
VAROCK(桐生) 毎月第2金曜 ロック全般 1,000〜1,500円 楽器持参(ドラムセット常設) 当日参加可。公式SNSで開催確認のうえ来店
K-NOTE(高崎) 毎週日曜 ジャズ・ポップス 2,000円前後(1ドリンク付き) 楽器持参(ピアノ常設) 当日参加可。常連が多いので初回は早めに来店して挨拶するとスムーズ

セッションは「ジャムセッションの始め方」で詳しく解説しているが、群馬のセッションは東京と比べて参加者が少ない分、1人あたりの演奏時間が長く取れることが多い。初心者でも歓迎される雰囲気の会場が多いので、まずは見学から始めてみよう。

群馬 vs 東京 vs 埼玉 — 3エリア比較

群馬でバンド活動をするか、東京や埼玉に出るか迷っている人のために、3エリアを7項目で比較した。

項目 群馬(高崎・前橋) 埼玉(大宮) 東京(都心)
スタジオ代(1時間) 1,500〜2,500円 2,000〜3,000円 2,500〜4,000円
ライブノルマ 15〜20枚(1,500〜2,000円) 20〜25枚(1,800〜2,500円) 20〜30枚(2,000〜3,000円)
メンバー候補数 少ない(募集サイトの登録が限られる) 中程度(東京圏の候補も含む) 最多(全国から集まる)
東京へのアクセス 高崎→東京 新幹線50分 / 在来線2時間 大宮→東京 新幹線25分 / 在来線30分
駐車場 無料〜500円が多い 有料(500〜1,000円) 有料(1,000〜2,000円)、なしの会場も
家賃(1K相場) 3〜5万円 5〜7万円 7〜12万円
音楽フェス GFEST(県公認)、高崎音楽祭 VIVA LA ROCK 多数(SUMMER SONIC他)

群馬の最大の強みはコストの安さ車社会の利便性だ。スタジオに駐車場が完備されており、大きな機材を持ち運ぶのに苦労しない。東京のように終電を気にする必要もない。

一方で、メンバー候補の数は東京や埼玉に劣る。だからこそMemboのような8言語対応の募集サービスを使って、群馬だけでなく東京・埼玉の候補にもリーチすることが重要になる。高崎から大宮まで新幹線30分、東京まで50分。週末に東京のスタジオで合わせることも十分現実的だ。

詳しい比較は「埼玉でバンドメンバーを探す方法」も参照してほしい。

メンバー募集サービス比較 — 群馬で使えるのはどれ?

群馬でバンドメンバーを探すとき、どの募集サービスを使うかで結果は大きく変わる。主要5サービスを群馬での使いやすさで比較した。

サービス 群馬の登録数 多言語対応 エリア絞り込み 料金 特徴
Membo 少(成長中) ◎ 8言語 ◎ 市区町村+地図 無料 翻訳チャットで外国人メンバーも探せる。群馬在住の外国人にもリーチ可能
OURSOUNDS × ○ 都道府県 無料 老舗サイト。群馬カテゴリあり
with9 少〜中 × ○ 都道府県 無料 メンバー募集専門。群馬の投稿は少なめ
バンドメンバー募集BBS × ○ 都道府県 無料 掲示板形式。地方の投稿は流れやすい
ジモティー × ◎ 市区町村 無料 地域密着だがバンド専門ではない。楽器売買がメイン

群馬のように募集数が限られるエリアでは、複数のサービスに同時に掲載するのが鉄則だ。さらに、群馬には太田市のスバル工場をはじめ外国人居住者が多い地域がある。8言語対応のMemboなら、日本語サイトでは出会えない外国人ミュージシャンにもアプローチできる。

群馬向け募集文の書き方

募集文の書き方で反応率は大きく変わる。群馬ならではのポイントを良い例・悪い例で比較した。

項目 良い例 ✅ 悪い例 ❌
活動エリア 「高崎駅周辺のスタジオで練習。東京でのライブも視野に入れています」 「群馬で活動」
練習場所 「ダストボウル高崎を利用。駐車場完備なので車で来られます」 「スタジオは相談」
アクセス 「高崎駅から徒歩圏内。東京から新幹線50分なので都内在住の方も歓迎」 記載なし
ジャンル 「BOØWY、BUCK-TICKのような群馬発のロックに影響を受けた楽曲。オリジナル中心」 「ロック系」
メリット提示 「スタジオ代は1人1,000円以下。駐車場無料。終電を気にせず練習できます」 記載なし

群馬の最大のアピールポイントは「コストの安さ」と「車社会の自由度」だ。東京在住のメンバーにも「新幹線50分で来られる」「駐車場無料」と具体的に伝えることで、候補を群馬だけに限定しない募集ができる。募集文の詳しい書き方は「バンドメンバーが見つからない人の共通点5つと解決策」も参考にしてほしい。

まとめ — 母の故郷に、音楽の聖地があった

ライブハウスの観客と熱いライブ
高崎から世界へ飛び出したバンドが証明している。場所は言い訳にならない

母の故郷に音楽シーンがあるとは、思っていなかった。山の中の実家から群馬の音楽を連想するのは難しかった。

でも今は、高崎がロックの聖地だったことを誇らしく思っている。

BOØWY、BUCK-TICK、back number — この3つのバンドが群馬から生まれたという事実は、「地方だからダメ」という言い訳を完全に否定している。場所ではなく、人と情熱が音楽を生む。その証拠が高崎には積み重なっている。

あなたの音楽も、群馬から始められる。高崎TRUST55の40年の歴史の中に、あなたの名前を加えてもいい。

まずはMemboのメンバー募集ページから、群馬で活動中のミュージシャンを探してみてください。8言語対応で、群馬在住の日本人にも外国人にもリーチできます。

他の地域のガイドもあります:

よくある質問

群馬でバンドメンバーは見つかる?

見つかる。高崎を中心にライブハウスが9軒以上あり、セッションイベントも毎週開催されている。ただし東京と比べると候補者数は少ないので、MemboやOURSOUNDSなど複数の募集サービスに同時掲載し、埼玉や東京の候補にもリーチすることが重要だ。高崎から大宮まで新幹線30分なので、県外メンバーとの活動も十分現実的。

高崎と前橋、どちらが音楽活動に向いている?

ライブハウスの数では高崎が圧倒的に多い(6軒以上)。BOØWY・BUCK-TICKが結成された土地でもあり、ロックバンドの活動拠点としては高崎が適している。一方、前橋にはDYVERやAccuracyがあり、人口密度が低い分スタジオの予約が取りやすいメリットもある。両市は車で30分の距離なので、住む場所にこだわらず使い分けるのがベストだ。

群馬から東京のスタジオに通うのは現実的?

高崎から東京まで新幹線で約50分、在来線でも約2時間。月1〜2回の合同練習なら十分通える距離だ。普段は各自で個人練習し、週末に東京のスタジオで合わせるパターンは群馬在住バンドマンの定番スタイル。新幹線回数券や定期を使えば片道3,000円台に抑えられる。詳しくは「バンド練習スタジオの選び方」を参照。

群馬3Bの影響で高崎は本当にロックの聖地?

BOØWY(1981年結成)、BUCK-TICK(1983年結成)、back number(2004年結成)と、40年以上にわたって全国区のバンドを輩出し続けている事実がある。さらにG-FREAK FACTORYやFOMAREなど現役バンドも活躍中で、県公認の音楽フェスGFESTも毎年開催されている。ライブハウスの密集度と東京へのアクセスの良さが、才能を育てる環境を作り続けている。

GFESTとはどんなフェス?

GFEST(ジーフェスト)は群馬県が公認する音楽フェスティバルで、G-FREAK FACTORYが中心となって企画・運営している。地元群馬のバンドと全国から集まるアーティストが共演する、群馬の音楽シーンを象徴するイベントだ。地元バンドにとっては大きなステージに立てるチャンスでもある。

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